女優の東ちづる(66)が10日、都内で自身がプロデュースするエンターテインメントショー「まぜこぜ一座 月夜のからくりハウス」(8月9日、渋谷区文化総合センター大和田)制作発表会見に出席した。
エンターテインメントを通じて障害のある人や性的少数者(LGBT)などのPR活動を行う一般社団法人「Get in touch!」の代表を務め、2017年の旗揚げから10年間公演を続けてきた。しかし「こんな大変なこと1回で終わろうと思って。一夜限りで2017年に始めて、今年で10年目。ここで1回お休みしようと思います」と、今年で区切りをつけると明かした。
障害がある人などの来場を想定し、客席等にバリアフリー機能を施すなど、従来の公演よりも予算がかかるという。その資金集めに苦慮しているといい、「(1公演に)1400万円かかります。情報補助をするだけで300万円かかる。今年は生配信にも挑戦するけど200万円以上かかる。資金繰りに疲れてしまった」と告白。「正直めちゃくちゃな解放感です。終わった翌日には来年のことを考えているけど、それがないので、今考えただけでも泣きそうなぐらいうれしい。この公演をどこかの制作会社が続けてくれるなら丸々渡します。それをビジネスにしてくれたらそんなにありがたいことはない」と胸の内を明かし、笑いを誘っていた。
それでも「海外の番組を目指して、海外のプロモーターに掛け合っている。最初の映像は送っていて、最終的に8月9日の公演映像をアメリカの番組に送る」と海外挑戦を目指していることも明かし、「海外では障害者が頑張っているからとか、善行だからと言って協力してくれるわけではない。逆にそれが足かせになると言われている。本当にエンタメだけで勝負しようと言われているので、この公演が終わったらそれに向けて頑張ります」と決意を示した。