中村鴈治郎「気軽に楽しんで」歌舞伎鑑賞教室650万人突破、坂東新悟と記念セレモニー

左から坂東新悟、中村鴈治郎、日本芸術文化振興会の長谷川眞理子理事長

歌舞伎俳優中村鴈治郎(67)坂東新悟(35)が10日、大田区民ホール・アプリコで、国立劇場「歌舞伎鑑賞教室」来場者650万人記念セレモニーに出席した。

「歌舞伎鑑賞教室」は、中学生、高校生ら若い世代に歌舞伎に触れてもらうために67年に始まった公演で、110回目を迎えた。

この日、鴈治郎、新悟が出演中の「神霊矢口渡」で650万人を突破し、2人から埼玉県立春日部女子高の生徒に記念品が贈呈された。

鴈治郎は「授業の一環でいらっしゃっていると思いますが、あくまでも歌舞伎は娯楽です。エンターテインメントの1つとして、映画やライブと同じように歌舞伎を気軽に楽しんでいただければ」と話した。

新悟も「これをきっかけに歌舞伎に興味を持っていただけたら本当にうれしく思います。歌舞伎には本当にいろんなジャンルの作品がございますので、全く違うタイプの作品を見に来ていただいたら、きっと引っかかるものもある」と呼びかけた。

終演後すぐのセレモニーで、役衣装のまま登場した2人。女形の新悟が、劇中とは全く違う通常のトーンで話し始めると、驚きの声が上がっていた。