「ぐるナイ おもしろ荘」準優勝の生姜猫が東京で初の単独ライブ ほぼ新作のネタ7本披露

東京で初の単独ライブを行った生姜猫の左から川﨑、ケージュ、カンサイ

関西を中心に人気上昇中で、昨年から今年にかけて行われた「ぐるナイ おもしろ荘」では準優勝に輝いたお笑いトリオ、生姜猫が10日、東京・六本木のYOSHIMOTO ROPPONGI THEATERで、東京では初となる単独ライブ「ぱあく」を開催した。「ほぼ新作」という7本のコントを披露。幼なじみで芸歴4年目の川﨑、ケージュ、カンサイ(いずれも23)が、医者、アイドル、学生など多彩な設定で笑いを生み、チケット完売となった、満員の観衆を魅了した。

公演後は取材に応じ、ケージュは「無事に終わって良かったなっていう感じです。本当に」、川﨑は「あったかくて。いい人ばっかり!」、カンサイは「確かに。あったかかったっす。いいお客さんでした」と、率直な感想を口にした。

大阪・よしもと漫才劇場所属で、普段との違いについて問われると、ケージュが「年齢層じゃないですか」と切り出し、川﨑は「ちょっと高かったですね。30代、40代の人も来てくれてた。それは相当うれしかったな」と、東京進出に加え、観客の年齢層が広がったことを喜んだ。

漫才にも定評があるが、この日はコントに特化した。川﨑は「去年『漫才が面白い』って言ってもらえるようになったんで、今年はコント中心にしたかった」と、その狙いを明かした。

これにカンサイも「確かに。『コントを見てほしい!』という気持ちでやりました」と追随した。

昨年はM-1グランプリで準決勝まで進出した。賞レースでの活躍も期待されるが、カンサイは「僕らは、賞レースに向けたネタづくりが、ほんまに苦手で。『たまたまライブで面白かったネタを賞レースでもやったら出られた』みたいな感じなので。それを、逆に持続させていきたいです」と語った。

ケージュも「確かに狙わん方がいいかもしれない」と同調すると、さらにカンサイは「まったく狙わずに、とにかく面白いと思うことをやって。一番好きなやつを賞レースにかけたいですね。もう、とにかく賞レースでいけそうなやつが思いついたら、いけるっていう感じなんで。ほんまに奇跡を待つというか。頼むから思いついてくれって感じ」と力説した。

これには川﨑が「奇跡待ち?」と、笑いながらツッコミ。それでも賞レースに縛られず、若手特有の勢い、爆発力を存分に発揮した先に、“ご褒美”があると、信じて突き進む姿勢は、3人とも変わりないようだ。