歌手中森明菜(60)が、12日放送のテレビ朝日系「EIGHT-JAM」にVTR出演。「大嫌いだった」曲を明かし、スタジオを驚かせた。
音楽のプロからセルフプロデュースについて聞かれた中森は「全部私が決めました」と答えた。「『少女A』の歌が来たぐらいから、たくさんの曲を集めてくださってたんですね。その中からセレクトして仮歌を歌っていく。その中からシングル候補っていうのを5曲とか6曲に絞っていって。本番で歌って『これが一番輝いてるからこれがシングルに』っていう風に決めていくんですけど。『少女A』が大嫌いだった。『スローモーション』は大好きだったんです」と明かすと、VTRを見ていたスタジオメンバーは中森の発言に「えええ!」と驚いた。
中森は「みんなはすごいかわいいアイドル全盛だったので、(小泉)今日子ちゃんたちもみんなかわいいフリフリの衣装で、すごいかわいくて。『私もやっとできるんだ』って思ったんですけど、『スローモーション』もフリフリじゃなくて、セーラー服のストンとした寸胴(ずんどう)のワンピースで、こんなウエストも何もない衣装で、みんなのフリフリのかわいいやつと全然違うってちょっと悲しかったんですけど」と語った。
中森は「次は絶対『(小泉)今日子ちゃんたちみたいなかわいい衣装で来るんだ』って思ったら『少女A』で、“ツッパリソング”とかいって言われてきたもんですから、『なんで私がこんな曲?』と。『じれったい じれったい』私もまだ16歳だった。『17歳じゃない』とか言って歌ったんですけど」と語った。
「少女A」のにらみつけるようなジャケット写真には「ジャケット撮りのときもサイパンに行かせていただいたんですけど、サイパンの日差しってすごいんですね。そのとき39度あって。砂浜で撮影したんですけど、真っ白な砂浜なので照り返しがすごいんです。それで目を開けるだけでも大変なのに、そこに銀レフっていってレフ版を6枚置くんです。それで『カメラに向かって笑え』って言うんです。『お前やってみろよ』って思って…」と語った。まさかのセリフにスタジオでVTRを見ていた共演者は笑っていた。
中森は「まず目も開かないし、『笑うことなんてできるわけないだろう』って思ったけど、必死に目を開けようと思ったら、目を開けるのが精いっぱいだから怒ってる顔になった。それがちょうどジャケットに合ってるって思ったらしくて、『少女A』のジャケットになったらしいんですけど」と語った。
中森は「そういう思い出、『少女A』が重なっちゃって、本当に嫌で。次に『トワイライト-夕暮れ便り-』がきて、『トワイライト』ぐらいからは自分で『これがいい』って許していただけるようになったし、自分で決めることができるようになってきました」と語った。