ロシア出身で、兵庫・姫路市で育ったコラムニストでタレントの小原ブラス(34)が17日、読売テレビの情報番組「かんさい情報ネットten.」(月~金曜午後3時50分)に出演。大阪・関西万博で利用された電気自動車(EV)バスが、相次ぐ車両トラブルで使用停止となった問題を断罪した。
問題を巡っては、バス購入時に大阪メトロの社長だった河井英明会長が16日付で引責辞任。相談役に退いた。
同社は17日、調査報告書を公表。購入先の会社の実績が不十分だったのに、万博の輸送に使うという「会社目標を絶対視し、リスクについての報告が十分になされなかった」と結論付けた。角元敬治社長は会見で、「多大なるご心配とご迷惑をおかけした。心からおわびする」と謝罪した。
同社は、北九州市のEVモーターズ・ジャパン社が中国のWisdomに製造委託したバス190台を購入、万博会場アクセスなどで使用した。閉幕後は路線バスなどに転用予定だったが、左にハンドルを切ると右に曲がるなど車両の不具合が相次ぎ、転用を断念。国交省が点検を命じたところ、3割に不具合が見つかったという。購入には国、大阪府・市から40億円もの補助金が投入されており、67億円の損失が発生したことに、購入経緯の検証と報告が求められていた。
番組コメンテーターのライセンス藤原一裕(48)は「ちょこちょこ不具合が早く出て良かったともとれるけど、正直、これがどうしてこんなに買われて、OK出されていたのか疑問でしかない」とぶぜん。
小原は「会議の段階で、何かあってもメーカーの責任だからウチに来るわけじゃない。リスクはリスクだけどウチに責任が来なけりゃいいじゃんとやっちゃったわけですよね。それって自分の子供を乗せれる?」と疑問を投げかけ、「自分に責任が来ないからってやっていいんですか。そういう考えを持ってた人が降りたとは言え、大阪メトロにいたって考えると、他は大丈夫ですか? って考えちゃう」と同社の企業風土を厳しく断罪していた。