24年にステージ4Bの「原発不明がん」を公表している評論家で編集者、タレント、コラムニストの山田五郎(67)が、18日放送のテレビ東京系「出没!アド街ック天国」に出演した。
「横浜・八景島」周辺の特集。山田はゲストのオープニングトーク後、の中でスーツ姿で登場。前日のYouTube出演時に付けていた酸素チューブは付けず、元気な姿を見せた。「八景ってもともと中国の湖南省の洞庭湖周辺の風光明媚(めいび)なところを瀟湘八景と呼んだんですね。それを日本でも真似て、金沢八景とか、そういう風に呼ぶようになって」と解説。「あの島が八景なのかというとそうじゃなくて、あれは埋め立てでできた島なんですよね。71年から横浜の開発計画の中で、そこに工業団地と、レジャーランドを作る、という。だからレジャーランドと工場直売が近くにある」と語った。
ランキング2位となった、鎌倉時代の金沢北条氏の菩提(ぼだい)寺と武家文庫で知られる「金沢山称名寺・神奈川県立金沢文庫」の解説にも登場。井ノ原快彦から「金沢文庫ってすごいんですね」と聞かれると、山田は「国宝が2万点ですからね」と語った。
さらに、横浜出身のももいろクローバーZ高城れにが、「真面目な話をしている時にくっだらない話をブチ込むんですけど、小学生の頃、横浜市民は金沢文庫を口に指を引っかけて『金沢○んこ』って。あの当時はそれだけで1日笑えてたな」と振り返り、井ノ原も「京急(沿線)だったからね~、俺もやった」と同調した。ここで山田も応じるように「全国的には『学級文庫』だったんです」と“解説”した。
放送前日17日には、YouTubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」で公開された動画に登場していた。冒頭、スーツに紫ネクタイで、鼻に医療用チューブを差した状態で出演。進行MCから久しぶりの収録であることを告げられると「はい、このざまですけどね、はい」と応じた。「体調が良くない?」と質問されると「もう、ご覧の通りですわ」と返答。「まず、3月に昏睡(こんすい)してから、あの後、歩けなくなって。車いすになったじゃん。その次さ、腹水と胸水が溜まって、呼吸が困難になって、これじゃん。酸素吸入機じゃん」と鼻のチューブを示した。
続けて「次にさ、この俺がだよ、飯が食えなくなって、固形物が一切食えなくなって。トドメにさ、この俺がだよ、タバコが吸えなくなった」と赤裸々に告白。「人間立って歩いて飯食えてるうちは死なないと思ってたけど、もう死ぬよ。立って歩くことも飯食うこともできねえ。そんな状態です、はい」と、ゆっくりと絞り出すような声で語っていた。