ビートたけし(79)が、19日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。小泉進次郎防衛相(45)をゲストに迎え、自衛隊への就職について議論した。
たけしは「この間、国会議員の方が、自衛隊の人が、何か言ってもめたことがあるじゃん」と言及。進次郎氏は「『豊かな人は自衛隊になんかならない』という発言がありましたよね」と、6月の国会で立憲民主党の古賀千景参院議員が謝罪、撤回した発言に触れた。
たけしは「我々、浅草出身の芸人としては、浅草で声かけられるのは、体がデカければ(大相撲)九重部屋、まあまあ、は自衛隊なんだよね」と昔の浅草での自衛隊勧誘を回想。進次郎氏も思わず笑った。たけしは「馬券場というのがあって、そこに行くとたいてい自衛隊の勧誘の人がいる。『東京出て来ないか』というのと『飛行機に乗れる』という」と、当時の口説き文句を披露し、進次郎氏もうなずいた。
たけしは「(古賀氏は)その当時の話をしているのかな。確かにそういうことあったのよ」と続けた上で「その当時は、お金に困ったら自衛隊に行って。自衛隊って何でも教えてくれるから。車の関係だったら大型二種まで取れて、けん引から何から、その当時、貯金もできたし。体さえ強ければね。自衛隊行って、あらゆる自動車の免許取って、金貯めて、たいてい不動産屋になったんだよね。その不動産屋に、おいらはよく面倒見てもらったんだ、小遣いもらったり、だから自衛隊様々なんだよ」と回想した。
ここで、安部敏樹氏から「実際どうですか?自衛隊のリクルーティングって大事なテーマだと思うんですけど」と質問が飛んだ。進次郎氏は「今、難しいです」と即答。「例えば1年間、どのくらいの採用計画を立てるかというと、1年間で1万5000人なんです。それが、(実際の入隊は)何人だったかというと、9000人ぐらいなんです。6000人ぐらい穴が空いていたんです」と現状を説明した。
進次郎氏は続けて「なんとか待遇改善などもして、今、大変厳しい競争になっているのは、民間との競争が、もう熾烈(しれつ)と極めていて」と言及。「(民間は)どんどん賃上げ、働き方改革もあるので、それとの差を、完全に埋めることは難しいですけど、少なくとも勝負できるぐらいのところまでは持っていかなきゃいけないので、今、実は自衛隊の待遇というのは、新入隊員だけでなくて、全世代において過去最大になってます」と、対応策を説明。防衛大学校の学生手当も増額したことも言及しながら「それでも、ようやく3年ぶりに、年間1万人を超えました」と語った。