澤穂希さん「代表でも優勝経験者以外は触ったらダメ」 W杯トロフィーの厳格なルール解説

澤穂希さん(2025年10月撮影)

元サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の澤穂希さん(47)が20日、フジテレビ系「ネプリーグ」に出演。「GACKTからの挑戦状! 超常識140問」と題したクイズ企画に「澤穂希軍団」のキャプテンを務めた。

番組ではGACKT主演のフジテレビ系の新月9ドラマ「ブラックトリック」の出演者神尾楓珠、戸塚純貴、映美くらら、竹財輝之助らの「ブラックトリック軍団」対「手越祐也軍団」対「澤穂希軍団」の三つ巴の対決となった。

2011年FIFA女子ワールドカップドイツ大会チャンピオンでMVPの澤さんは、「サッカー・ワールドカップのトロフィー」を選ぶ問題で、WBCやメジャーリーグ、マスターズ、ウィンブルドン、バスケットボールワールドカップの中から、W杯のトロフィーをしっかり選択し、見事正解。この問題のトロフィーは男子のW杯トロフィーだったため「女子と男子は違うんだよ」と、女子W杯のトロフィーにもついても紹介した。

番組では村瀬哲史氏が男子のトロフィーについて紹介。36・8センチ、重さ約6キロの18金製で表彰式後は、FIFAが回収し、金メッキのレプリカが贈られると解説した。本物に触れることができるのは、歴代優勝チームメンバーか国家元首などごく少数に限られるとも説明した。元日本代表の武田修宏は「へー、触れないんだ?」とリアクションしていた。

女子W杯のトロフィーについても、澤さんは「なでしこに入っていても優勝経験者じゃないとあのトロフィーは触ったらダメ」と解説。男子でも女子でも、特別な栄誉であるこのW杯のトロフィーをめぐる厳格なルールは、優勝チーム、チャンピオンへの最高の敬意の現れといえる。

FIFA公式HPでも、W杯のトロフィーについては「オリジナルのトロフィーに触れることができるのは、国家元首やFIFAオフィシャル、そしてワールドカップ優勝経験者などごく限られた少人数のみが得られる栄誉となる」と紹介している。

一方、FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会の決勝では、アルゼンチン対スペインの試合中、まだ勝者も決していない段階で、VIPルーム内でトランプ大統領がトロフィーに触れた様子について、英紙サンがファンの言葉として「吐き気を催す」などの批判が上がったと報じている。トランプ氏は今回のW杯で、インファンティノFIFA会長とともに、と開催国のうちの1つの国の元首として、チャンピオンとなったスペイン代表にトロフィーを渡す栄誉を任された。しかし、プレゼンターとして触る以前に、優勝チームすら決まっていない段階でカップに触ったことに、ファンが怒ったものとみられる。

トランプ氏は今大会、米代表選手のレッドカードを巡り政治介入。出場停止を取り消させて次の試合での出場を可能にさせた。この件も含め、閉会式ではスタジアムから大音量のブーイングが浴びせられ、スペイン代表によるトロフィーリフト時にもスペイン代表のそばに残り続け、インファンティノ会長から促され、ようやく離れるという振る舞いに、批判が上がっている。