19日に62歳の誕生日を迎えた歌手近藤真彦が22日、東京国際フォーラムで「近藤真彦 Birthday Live 2026」の東京公演初日を5000人のファンを集めて開いた。
「パワー・オブ・ウーマン」「情熱ナミダ」などアルバム収録曲やシングルカップリング曲、そして「ミッドナイト・シャッフル」「Baby Rose」「ギンギラギンにさりげなく」などおなじみの曲まで全24曲を熱唱した。
ブルーのド派手な衣装で登場した近藤は、バースデーソングで祝福されると「カムサハムニダ、ありがとう」と韓国語、日本語であいさつ。「うれしいよ、いや~、62歳ですから」と笑顔を見せた。19日にオリジナル作品全339曲が主要音楽配信サービスでサブスク解禁された。「339曲もあったんですね。200曲までは覚えてるけど(笑い)。ポチッとやれば僕の曲が何でも聞けちゃう。ぜひ、ポチッとしてください」と呼びかけた。
62歳について「還暦過ぎてからは早いね。アッという間。自分のペースでやろうと思っても、そうはいかない。忙しくさせてもらっています」。この日の選曲について「地味です。今日は40年以上応援してくれているコアなファンが多いので、コアな曲も歌います」と話した。
途中、観客席に座る植草克秀(59)や中村繁之(58)を紹介。そこへ盟友の野村義男(61)がステージに登場して「お誕生日おめでとうございます。通りすがりの野村義男です。近所にちょっと用事があって、歌声が聞こえてきたから」と話して退場した。
野村はそしてラスト近くにギターを抱えて再登場して、マッチと共演。「ミッドナイト・シャッフル」「Baby Rose」「ギンギラギンにさりげなく」「また明日」を弾いて、声援を浴びた。
1981年(昭56)にリリースした「ギンギラギンにさりげなく」が現在、韓国でブレーク中。先月には韓国で初のファンミーティングを開いた近藤は「近藤真彦というより『ギンギラ-』がはやっている。バズればいいなと思っていたら、そうなってきた」。韓国では音楽プロデューサーのJ.Y.Parkから呼ばれて、赤い革ジャンを着て「ギンギラ-」を歌っている映像を見せられた。「何かできればいいねと話しましたが、今のところは連絡がありません(笑い)。今日は韓国、台湾、香港からも来てくれる人がいる。年を取っても、もっと外に出てやるべきだと思ってた」と意欲的に話した。取材陣から「世界のマッチ」と声がかかると「え、もう1回、言って」と笑って「ありがとうございます。62歳ですからね。そうなれたらいいね」と話した。
46年前のデビュー日の今年12月12日にCDボックス「宝 THE COMPLETE ALBUM COLLECTION」が発売される事を発表。過去にアナログ盤で発売されてCD化されていなかったデビューアルバム「Thank 愛 You」を含む10数枚のアルバムがCD化された。近藤は「パッケージは日本酒っぽいですね。僕がデザインしました」と笑った。【小谷野俊哉】