シンガー・ソングライターのAKASAKI(19)が23日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで10代最後のライブ「last YOUNG」を開催した。公演内で、この日にユニバーサルミュージックからメジャーデビューしたことをサプライズ発表した。
希代の若手アーティストが伝説の幕を開いた。ライブ終盤、映像でメジャーデビューをファンに伝えると、この日最大の歓声に包まれた。2年前に人生で初めて作曲した「今夜は君と」がTikTokで話題になり、代表曲となった「Bunny Girl」は韓国や台湾でも人気となり、ストリーミング世界累計3億回再生を記録するなど、デビュー前から人気をつかんでいた。
満を持してメジャーデビューが決まり、ファンから祝福の声を浴びると、深くお辞儀し、喜びのポーズを決めた。「これまでみんなと、いろんな仲間との出会いがあって、学びと感動と葛藤といろいろあった。メジャーデビュー、行けるかな?」と不安を明かしつつ、「みんながいないとダメ、ずっと離さないでね」と呼びかけた。
メジャーデビュー発表直後の午後9時に、メジャーデビュー曲「トンチンカン」を配信リリースし、メジャーデビューを果たした。配信開始と同時に、渋谷のデジタルサイネージ、街頭ビジョンはAKASAKI1色となった。制作期間は半年にもわたる渾身(こんしん)の1曲で、「素直に自分のことを書いた。だから、(思いが)凝縮されていて、思い出深い」と語った。ステージで披露すると、「今までやったことないことに挑戦して、緊張したけど、みんなが笑ってくれてよかった」と頬を緩めた。
デビュー前から見据えていた世界の舞台への挑戦も決まった。メジャーデビューとともに、日本人ソロアーティスト史上最年少でのワールドツアーをロンドン、パリ、台湾など世界11都市で開催することも決定。昨年の日本人ソロアーティスト史上最年少でのアジアツアー開催に続く快挙となる。ここでも「大丈夫かな、俺」と不安げだったが、「いっぱい国に行くから、いろんな文化を学べる。人間としてたくさん成長できるチャンスだと思うわけです。経験したもの勝ちだから、ちゃんと経験して、みんなにすばらしい音楽や表現を届けられるように旅立ちたいと思います」と成長を誓った。
今月27日に20歳の誕生日を迎える若き才能の、さらなる快進撃が始まる。【野見山拓樹】