作家の乙武洋匡氏(50)が25日、自身のXを更新。お笑いコンビ、ライセンスの井本貴史(48)が、長男(7)に重度の障害があることを告白し、番組出演などをセーブすることについて、持論をつづった。
井本は24日深夜放送のMBSラジオ「ごぶごぶラジオ」(金曜深夜0時30分)に出演した際「私事で恐縮なんですが、このたび『ごぶごぶラジオ』を少しお休みさせていただくこととなりました」と切り出し「ウチ、子ども2人いるんですけど、下の子どもが重度の障害がありまして。ちょっと家の方に時間を、ちょっと使わないといけないというか、大変で。少しちょっと、仕事の方を整理させていただこうかなということで、少しお休みさせていただくこととなりました」と説明した。
乙武氏は「お笑いコンビ・ライセンスの井本さんが、重度障害のあるお子さんのケアに時間を使うため、お仕事をセーブされるとのこと。『親としてできるかぎりのことをしてあげたい』という井本さんの思いが伝わってきます」と、この話題について投稿。「一方、コメント欄には『仕事がセーブできない親はどうするんだ』という意見も散見されます。これはこれで、とても重要な指摘です。障害のある子は、どんな親のもとに生まれてくるかわかりません」と、一部の声に対しても反応した。
乙武氏は「日本では『家族が面倒を見る』が基本。だから、もしも自分がその境遇になったら途端に負担が重くなる、という仕組みになっています。生活が、人生が、激変することになります」と日本の現状を記しながら「逆に福祉の手厚い社会だと、地域や社会がケアをしてくれるから『自分が』『家族が』という負担は軽減されます。もちろん、そのぶん税金が高くなります」とつづった。
その上で「どちらにも一長一短ありますが、私の立場としては、『障害のある家族を持つ=外れクジを引いた』と受け取られるような社会であってほしくない、と切に願っています」と胸中を告白。「井本さん、私にできることがあれば遠慮なくおっしゃってくださいね。そして井本さんご家族にたくさんの幸せな時間が訪れるよう心から願っています」と呼びかけた。