米歌手ケイティ・ペリー(41)が25日、ホワイトハウスの公式TikTokアカウントがイランへの軍事攻撃の映像のBGMとして自身の楽曲「Firework」を無断使用したとして、トランプ米政権に対して強く抗議した。
ホワイトハウスは23日、「イランに警告を発した」とキャプションを添え、米軍による軍事攻撃の映像にあわせて「boom boom boom(ドカン、ドカン、ドカン)」とペリーが歌うフレーズを使用した動画を投稿。これを受けてペリーは、自身のX(旧ツイッター)に「深い憤りと怒りを感じている」と投稿して非難。楽曲の使用を承認しておらず、事前に許可も求められていないと述べ、「断固として容認できない」と抗議した。
ペリーは「この曲は、人生でもっとも辛く暗い時期を過ごしている人々のための希望や癒やし、そして内なる強さを象徴するアンセムとして書きました。自己肯定や勇気づけのメッセージが、破壊や暴力のBMGとして武器のように利用されるのを見るのは、この曲が掲げるすべての価値観に対する完全な冒涜(ぼうとく)です。私の音楽は人々を結びつけるためのものであり、戦争を称賛するためのものではない」とつづっている。
ホワイトハウスは最近も、移民を拘束する様子を撮影したTikTok動画にアリアナ・グランデの楽曲を無断使用して抗議を受けている。ほかにも、これまでセリーヌ・ディオンやオリビア・ロドリゴ、サブリナ・カーペンター、フー・ファイターズら多くのアーティストがトランプ政権による楽曲の無断使用に抗議の声をあげている。(千歳香奈子)