ミュージカル「民王」別所哲也のセリフに共演者ら「しっくりきて驚き」「おもしろすぎる」

ミュージカル「民王」製作発表記者会見であいさつする別所哲也(撮影・鈴木みどり)

有澤樟太郎(30)別所哲也(60)が27日、都内で、ミュージカル「民王」(9月6日~10月6日、東京・シアタークリエほか)製作発表記者会見に出席した。

同ミュージカルは作家・池井戸潤氏の小説初の舞台化。ひょんなことから内閣総理大臣と大学生の息子の心と体が突然入れ替わり巻き起こる混乱を、社会や政治への皮肉や風刺を絡めて描いたコメディー小説が原作。また、15年にテレビ朝日系でドラマ化、24年にはテレビドラマオリジナルストーリーとして「民王R」が放送された。現職総理大臣の武藤泰山の息子・翔役を有澤、武藤泰山役を別所が務める。

有澤は「ミュージカル界に新しいジャンルを切り開きたい、見に来てくれた方を元気にしたい、という大きな自分の目標がかなうような気がしています」と笑顔。「これでおもしろくなかったら相当やばいと、期待値を上げて頑張っていきたい」と意気込んだ。

有澤の意気込みに、「息子はキラキラ系、私はギラギラ系」と笑い、「息子になってしまった後の変貌(へんぼう)から日本の政治がどう変わるのかをお届けしたい」とアピール。「笑いの絶えない現場で、楽しく作らせていただいています」とした。脚本について「展開が早く、ものすごいスピード感がある舞台だと思いますね。見どころは入れ替わるところ」と話した。

泰山の妻を演じる、一路真輝(61)は白いスーツに緑のブラウス、スカーフを身に着けて登場し、「東京都知事でございます」と会場を盛り上げた。「別所さんから『ママ~』と呼ばれる瞬間が、とてもおもしろすぎるというか。立場的には怒らないと行けないところが、若干大変です」と笑った。そして「この仕事は長いですが、新作ミュージカルは初めてかもしれません」と明かし、「毎回出来てくる曲を聴いて、新しい物を作るワクワク感が久しぶりで、毎日充実した日々を過ごしています」と語った。

息子役の有澤も「別所さんに『ママ~』がしっくりきて驚きましたね。ただ、バーソナルな部分も分かっていくと、いつまでも少年のような、ワクワクしている感じが『ママ』がしっくりくる理由なんだなと思いました」と別所の意外な一面を明かした。

豊原江理佳(30)林瑠奈(22)山崎大輝(30)上川一哉(39)福田転球(57)竹中直人(70)も出席。

同ミュージカルは10月11日~13日に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、10月17日~19日に福岡・博多座でも上演される。