「容疑者Xの献身」「白夜行」などの人気ミステリー小説で知られる直木賞作家の東野圭吾(ひがしの・けいご)さんが23日未明、大腸がんのため亡くなった。68歳。27日、講談社が発表した。葬儀は家族葬で執り行われた。
複数の関係者によると、東野さんは数年前から体調を崩し、通院していたという。今年の初めには車いすを使用するようになり、映画「クスノキの番人」の舞台あいさつで、車いす姿で登壇したこともあった。
また今年5月頃、東野さんはSixTONES松村北斗と今田美桜がダブル主演する映画「白鳥とコウモリ」(岸善幸監督、9月4日公開)の試写会を訪れた。車いすに乗って、かなりやせた姿だったという。体調を心配するスタッフに対し、「大丈夫」などと気丈に振る舞っていたという。
講談社の発表によると、8月刊行予定の最新刊「永遠の記憶」を含めて東野さんの著作は106冊(共著をのぞく)にのぼる。お別れの会などの実施については、開催するかどうかも含め、決定次第発表されるという。