元プロ野球選手でタレントの板東英二さんが亡くなったことが28日、明らかになった。86歳、慢性心不全だった。本人の公式サイトで発表された。
プロ野球引退後はタレントとして活躍。近年のテレビ出演では、2020年1月TBS系バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」(午後10時)の企画「子供からもらった松ぼっくり、家まで持ち帰らざるを得ない説」が知られている。
板東さんは企画で女の子の子供から「宝物です」「大切にしてください」と言われ、松ぼっくりをもらい笑顔で対応。ロケが終わった瞬間、その場で松ぼっくりを投げ捨てた。そして企画の趣旨を説明されると、板東さんは「宝物は土に返したらいいじゃない」と主張。番組スタッフから「大事にしてねってお子さんが言ってたと思うんですけど」と言われると、板東さんは「一番大事にするのは、土に返すことでしょ」と語った。
さらに「僕、つくったようなのは、映画とかドラマで十分です。これ、だったら、僕がいらんこと言ったら、それをカットするかどうかってことがね」「絶対カットするじゃないですか。だからつくりもんですからね、全て」と語った。続けて「使えないでしょ? 使えないものに無駄なことはしないです。絶対使いますか? 約束してくださいよ。もし使わなかったら、2億ください。ここに書いて、ちゃんと。2億円で」と番組スタッフに要求していた。板東さんの「2億円」発言は強烈で、当時話題となっていた。
公式サイトで「板東英二は、令和8年7月22日に慢性心不全のため永眠いたしました。享年86歳でした」と発表。続けて「故人の強い希望により、葬儀は家族のみにて執り行いましたことをご報告させていただきます」とした。
板東さんは徳島県板野郡板東町(現:鳴門市)出身。徳島商時代、高3夏の甲子園に出場し準優勝。1試合25奪三振及び、大会通算83奪三振の記録をマークした。その後は中日でプレー。在籍11年で77勝を挙げた。現役引退後は、主にタレント業で活動していた。