元プロ野球の中日ドラゴンズ投手で、タレントとしても活躍した板東英二さんが7月22日、慢性心不全のため、亡くなった。28日、公式サイトで発表された。86歳だった。
公私ともに親交のあった黒柳徹子(92)はこの日、自身のインスタグラムを更新。板東さんへの思いをつづった。
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「板東さんの訃報を聞いて。」
板東さんとは本当に長いお付き合いでした。
一番長くご一緒したのは『世界・ふしぎ発見!』です。板東さんはいつも私のことを「お母さん」と呼んでいました。私は「あなたを産んだ覚えはない」なんて言っていましたが、その「お母さん」という声が、今でも耳に残っています。
エジプトをはじめ、いろいろな国へロケにも行きました。いつも変わらずユーモアがあって、ラクダと本気で言い争いをしていた姿は、今思い出しても思わず笑ってしまいます。本当に楽しく、面白い方でした。
その一方で、とても優しく、私にいろいろなことを教えてくださる方でもありました。インドのロケではたくさん宝石を買っていらして、「そんなに買ってどうするの?」と聞いたら、「じゃあ、あげる」と言って、空港で私に宝石をくださいました。今でも、大切にしています。そんな気前の良さも、板東さんらしい思い出です。
板東さんの奥様もとても素敵な方で、私と家が近くだったので、時々お目にかかりました。いつも上品で礼儀正しく、本当に素晴らしい方だと感心していました。
板東さんは、ご苦労も多い人生だったと思いますが、いつも明るく、「自分は長嶋さんより契約金が高かったんだ!」と誇らしげにお話していました。今ごろ天国で長嶋さんに再会して、「やっぱり僕の方が高かったよね」と、笑いながら話していらっしゃるかもしれませんね。
本当に楽しく、温かい方でした。
ああいう方がいなくなってしまうのは、本当に寂しい思いでいっぱいです。