片岡愛之助「やりたいと思います!」B'z稲葉も絶賛のルパン歌舞伎シリーズ化宣言

舞台「流白浪燦星」の取材会に出席した片岡愛之助(撮影・阪口孝志)

歌舞伎俳優片岡愛之助(54)がこのほど、大阪市内で京都南座9月公演「流白浪燦星 碧翠の麗城(ルパン三世 へきすいのれいじょう)」(9月2~26日、同所)の取材会に出席した。

昨年も上演され、人気を博した新作歌舞伎の第2弾。愛之助は、流白浪燦星と石川五ェ門の二役を早替りで勤め、中村米吉がヒロインの瀬織姫を演じる。

東京、名古屋公演を経ての南座。来年2月には福岡博多座公演も控える。反響の良さにシリーズ化について聞かれると、「第3弾までは考えてない」と目の前の公演に集中しているが、すでに愛之助の当たり役ともいえる作品になりつつある。実際、昨年の公演を観劇したB'z稲葉浩志から「めちゃくちゃ面白かった。ルパンってずっとできるよね」と言われたそうで、「確かにできますけど、そのたびにずっと本を書かれる戸部(和久)さんが大変。高齢でアクションがどこまでできるかも心配」と苦笑い。

それでも、「歌舞伎ですから、第3弾、第4弾…。分かりました。やりたいと思います!頑張ります」と力強くシリーズ化を宣言した。

京都公演は、5月に大阪松竹座が閉館して以来、初の関西での舞台になる。

「上方の人間にとってはホームグラウンドが一時的にでもなくなってしまった。非常に寂しい思いになりましたし、(千秋楽の)次の日も朝行っちゃいまして、『あーあ』って。でも、上方歌舞伎の火が消えたわけではないので、またどういう形になるかは分かりませんけど、道頓堀に芝居小屋が、櫓(やぐら)があったらなと。そこに向かって進むしかない。そういう意味でも、京都南座で今まで以上に歌舞伎公演が増えればいいなと思っています」と力を込めていた。