柳楽優弥(36)主演で4月に世界配信されたNetflixシリーズ「九条の大罪」(土井裕泰監督)が映画化され、27年1月8日に公開されることが29日、分かった。
「犯罪者ばかりを助ける悪徳弁護士」と後ろ指を指される柳楽演じる九条間人と、葛藤を抱きながらもサポートするSixTONES松村北斗(31)演じる東大法学部首席卒業のエリート弁護士・烏丸真司がシーズン1第10話「暴力の連鎖」で、たもとを分かった。描かれなかった結末を、シーズン2ではなく映画として大スクリーンで描く、新機軸の取組となる。
九条は捜査対象に浮上し、弁護士バッジを失う危機が迫っても反社会勢力を守るのか? と烏丸に問われ、弁護士として誰かを助け、誰かを不幸にするなら、その罪を背負うと断言。別れた2人の行方が注目されてきた。特報映像では、九条が音尾琢真(50)が演じる嵐山義信刑事に逮捕状を突きつけられ「上等じゃないですか」と返す場面も登場する。
柳楽は「Netflixシリーズをご覧になった多くの方から『続きが気になる』という声をいただきましたが、映画ではドラマで描かれた伏線や疑問にもしっかりと答えが示されています」と語った。
「暴力の連鎖」では、ムロツヨシ(50)演じる伏見組の若頭・京極清志の息子猛(杢代和人)が、町田啓太(36)演じる京極の下につく壬生憲剛率いる半グレグループ「天明會」の後輩・犬飼勇人(田中俊介)に誤って拉致されてしまう。その先の激動・波乱の展開が描かれそうだ。
柳楽は「言葉では表現しきれない最高なバディである烏丸との関係性にも一つの着地点が描かれ、予想を超える展開や、大スクリーンならではの迫力ある映像、アクション、スケール感も存分に楽しんでいただけると思います」と続けた。
松村も「流れと密度みたいなものが、すごく魅力的な作品だと思うので、きっと時間を忘れて、あっという間に見れてしまうような、それでいてたくさんいろんなものを持って帰ってもらえるような映画になってると思います」と期待した。
TBSテレビの那須田淳プロデューサーは「真鍋昌平先生原作屈指のモンスターコンテンツ『九条の大罪』の映像化をスタートした時から、どのようなストーリー構成でお届けしていくかを練りに練って熟考し、意表を突いたこの登場こそモンスターコンテンツ『九条の大罪』らしい、ふさわしいと思いました」と熱っぽく語った。タッグを組む土井裕泰監督とは、10年の映画「ハナミズキ」や、16年のTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」など、映画、ドラマ問わず手を携え、話題作を世に送り出してきた。
「ドラマの時から映画を見越したプロジェクトだったのですか?」との質問に「そうです。連続ドラマシリーズの形式であるNetflixシリーズ全10話の各話、その驚きのエンディングから、今回の映画へとつながる、ベストな作品世界とストーリーの構造と展開として計画していました」と認めた。その上で「最終的にテレビではない大きなスクリーンでこの作品を見てもらうという映画的な体験が、このモンスターとの再会方法としては一番いいものだと信じています」と強調した。
犯罪者を見守る司法ソーシャルワーカー薬師前仁美役の池田エライザ(30)らドラマから出演している俳優陣も出演し、脚本も根本ノンジ氏が手がける。柳楽、松村、原作者の真鍋昌平氏と那須田プロデューサーのコメント全文は、以下の通り。
柳楽優弥 土井監督をはじめ、スタッフの皆さんと再びご一緒できたことを、俳優として本当に幸せに感じました。
原作はエンターテインメントとして面白いだけではなく、「善」と「悪」だけでなく、「道徳」などといったテーマについて改めて考えさせられる作品です。
時代が大きく変化している今だからこそ、多くの方に届いてほしい作品だと思います。
Netflixシリーズをご覧になった多くの方から「続きが気になる」という声をいただきましたが、映画ではドラマで描かれた伏線や疑問にもしっかりと答えが示されています。
言葉では表現しきれない最高なバディである烏丸との関係性にも一つの着地点が描かれ、予想を超える展開や、大スクリーンならではの迫力ある映像、アクション、スケール感も存分に楽しんでいただけると思います。
自信を持ってお届けできる作品になっていますので、ぜひ劇場で「九条の大罪」を体感してください!
松村北斗 「映画 九条の大罪」はいろんなキャラクターに見せ場があります。それぞれのキャラクターに感動や憧れをたくさん抱きながら見続けることができるし、原作からも香るクールでソリッドな空気もある。
流れと密度みたいなものがすごく魅力的な作品だと思うので、きっと時間を忘れて、あっという間に見れてしまうような、それでいてたくさんいろんなものを持って帰ってもらえるような映画になってると思います。「映画 九条の大罪」、ぜひご覧ください。
真鍋昌平氏 Netflixシリーズ「九条の大罪」を応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
「続きを待っていました」という声を数多くいただく中で、このたび映画としてさらにスケールアップした形でお届けできることを大変うれしく思います。
柳楽優弥さん演じる九条と松村北斗さん演じる烏丸との、互いに敬意を抱きながらも決して交わることのない関係性がスクリーンでどのように演じられるのか私自身もとても楽しみにしています。
池田エライザさんの薬師前、町田啓太さんの壬生、ムロツヨシさんの京極、音尾琢真さんの嵐山もそれぞれが物語を力強く魅力的に動かしてくれることでしょう。
不穏で不安な世界で、どの立場の人にもそれぞれの考えと生き方があって、人を大切に思う気持ちにつながっていく。そんな「九条の大罪」の世界をぜひ劇場のスクリーンで楽しんでいただけたらうれしいです。
那須田淳プロデューサー 世界配信中Netflixシリーズの衝撃的なラスト! あの続きはいつ観れるのか!? 多くの方に聞かれてきました。
やっとお返事ができる日がやってきました。スタッフ・キャスト全員うれしく思っています。
まさに、お待たせしました! の、ご期待に最高の形でお応えできる完全新作「映画 九条の大罪」が劇場に登場します。Netflixシリーズの想像以上の大ヒットが劇場映画版の大きな後押しとなりました。
真鍋昌平先生原作屈指のモンスターコンテンツ『九条の大罪』の映像化をスタートした時から、どのようなストーリー構成でお届けしていくかを練りに練って熟考し、意表を突いたこの登場こそモンスターコンテンツ『九条の大罪』らしい、ふさわしいと思いました。
モンスターコンテンツはどこに現れるか分からない! そう胸に刻んでのこの挑戦が始まりました。
真鍋先生、スタッフ・キャストの皆さんも賛同して頂けたことに改めて感謝しております。
初めて「九条」をご覧頂ける方にもMAX楽しんでもらえる構成にもチャレンジしています。
完全新作の今作は、あの衝撃のラストを継ぎ、袂を分かった九条と烏丸はどうなるのか? アウトロー達の運命はいかに? そして思わぬ人物の大活躍、予測不能の急展開も含めて最大級のクライムサスペンス、悪徳弁護士九条間人の生きざまを賭した「活劇」。お待たせした分、ご期待の右斜め上をいく仕上がりです!
◆「映画 九条の大罪」 血と金と暴力が支配する街のど真ん中で、ビルの屋上にテントを張って生きる弁護士・九条間人(柳楽優弥)は、裏社会の人間からの依頼も断らず依頼人として守り悪徳弁護士と呼ばれていた。今は袂を分かち決裂状態の、かつてのバディのエリート弁護士・烏丸真司(松村北斗)は、裏社会の激しい抗争と警察・検察の包囲網に巻き込まれる。
九条の依頼人の、半グレグループのリーダー壬生憲剛(町田啓太)の手下が、伏見組の若頭・京極清志(ムロツヨシ)の息子を誤って拉致してしまう。壬生は京極を裏切り、最悪の事態に備え行動を起こし、京極の部下のヤクザは、壬生を探し九条法律事務所を襲撃。それを機に警察・検察は悪人を守る九条を追いつめ、逮捕に執念を燃やす警察・検察から、ついに「九条、逮捕状だ!」と逮捕状を突き付けられる。果たして九条は、自らを20日間でパイ(保釈)にできるのか?