草野仁「何度も救われた」板東英二さん悼む 共演時の秘話明かし「奮い立ちました」

草野仁

フリーアナウンサー草野仁(82)が30日までに所属事務所の公式インスタグラムを更新。22日に慢性心不全のため亡くなった元プロ野球の中日ドラゴンズ投手で、タレントとしても活躍した板東英二さんを追悼した。

「世界ふしぎ発見!」で長年、板東さんと共演していた草野は【追悼 板東英二さん】とし、「18年間在籍したNHK時代はスポーツと報道番組ばかり担当していたため、まさか独立して2年目でクイズ番組の司会を担当するとは夢にも思っていませんでした。したがって、番組開始当初は試行錯誤の連続でした。不慣れなバラエティ番組の進行に悪戦苦闘する姿を多々お見せしたこともありました。、そんな時にいつも優しく手を差し伸べてくださったのは板東さんで、何度も救われたものです」と回想した。

「番組がどうしたら面白いものになるかに常に腐心して収録に臨んでいたのが板東さんでした」という。「ある日収録が終わって控え室に戻ると、私を追って来てドアを開けて『ごめん、草野さん!アンタがあそこであんなにええツッコミしてくれたのに、上手く返せへんかった。本当に申し訳ないわ』と両手を合わせて伝えてきたのです」と当時のやり取りを記し、「一見ちょっとしたお詫びの言葉を伝えに来ただけにも見えますが、紛れもなくそれは私に対する労いを込めた温かい激励だったのです。この時は本当に感激しましたし、奮い立ちました。『私も板東さんを見習ってもっともっと頑張らなければ』と」と振り返った。

その後、坂東さんから生い立ちや壮絶な半生を聞かされ、「幼い頃から苦労に苦労を重ねられ、どんな苦境に追い込まれても持ち前の強靭な精神力で闘い、乗り越えて来たその生き様に大きな衝撃を覚えました」と草野。「板東さんの他者に対する温かさは自身のそうした経験から生まれたのだろうなと想像します」と推し量り、「いつもにこやかに接してくれた板東さんにもう会えないのは悲しくてなりません。せめてもう一度お会いしてじっくり野球談義がしたかったです。心より御冥福をお祈りします。本当にありがとうございました」と感謝の言葉で結んだ。