ABCテレビの今村俊昭社長(64)が31日、大阪市の同局で夏季社長会見に出席し、昼の情報番組事情について言及した。
現在、昼の情報番組は日本テレビ系が読売テレビ制作の「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)、TBS系は名古屋・CBCテレビ制作の「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」、フジテレビ系は関テレ制作の「旬感LIVE とれたてっ!」を放送中。ミヤネ屋は9月に20年の歴史に幕を閉じ、新たに黒木千晶アナウンサーと、SUPER EIGHT村上信五が金曜MCを務める「ニュース to」が10月5日にスタートする。
そんな中、同局は旅番組や街ブラバラエティー、ドラマの再放送を放送している。25年春の改編会見で「今の時代の流れとして、生の情報番組の需要が非常に高まっているのは感じている。ただ、その時間帯については今、テレビ朝日さんとお話をしていることはない。関西テレビさんの『とれたてっ!』には注目している。引き続き状況を見ながら検討を続けていきたい。今のところは動きはございません」と話すにとどめていたが、今も変化はない。
今村社長は「再放送枠というのは昔の感じの編成にお感じになるかもしれないが、あれだけ視聴率競争が裏で行われている中で、意外と数字をいただいている。視聴者の中にはそういったものをご覧になりたい方もいると感じている」と視聴者の受け止めを説明。
続けて「全部に制作費を使うと、コンテンツ事業に資金が回らないこともあり、取捨選択がある中で、朝にしっかりとローカル情報を『おはよう朝日です』でしっかりとお届けする。覚悟を持ってやりたい。夕方は、がちんこでみんなで熾烈な戦いを」と予算の選択と集中をしていると言及。「今、うちの系列は再放送でしのぎつつ、その資金をコンテンツ事業に回して視聴者に別の時間帯でしっかり届けたいと考えている」と話した。