昨年のM-1グランプリ王者たくろうの赤木裕(34)ときむらバンド(36)が主宰する「たくろう万博」(11月7、8日、大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場)に向けた試食会と会見が1日、都内で行われた。
たくろうの2人に加え、ドンデコルテの渡辺銀次(40)と小橋共作(37)、エバースの佐々木隆史(33)と町田和樹(34)と、昨年のM-1グランプリ優勝、準優勝、3位のコンビが勢ぞろい。2日間で2万人程度の集客を目指す大規模イベントとあって「芸人グルメEXPO」と題した、芸人が監修する「たくろう万博」オリジナルメニューの充実は欠かせないだけに、この日はメニューを考案した各芸人が、実際に調理し、自慢の味を提供した。
そんな試食会で、一際、こだわりを発揮したのはドンデコルテの銀次だった。自宅から専用の鉄鍋を持参し、慣れた手つきで火を付けた後の最初の工程は「油返し。鉄鍋だから、表面をコーティングしないと」と、ここからは本格派の中華料理人と化した。味付けは「チーユ、鶏油」や「ネギ油」「サトウも」、さらに創味シャンタン、しょうゆなど、繊細な味付けから生み出される、その名もずばり「銀次チャーハン」。芸能界では有名で、芸人はもちろん、思わず銀次も「ミセス(Mrs. GREEN APPLE)の若井(滉斗)さんとかも(食べたいと)言ってくれる」と、反響の大きさを明かしたほどだ。
完成したチャーハンを試食した赤木は「んーっ!? ウマーッ!!」と、食べるのは2度目にもかかわらず、食レポを忘れ、ただただ美味にうなった。これには相方のきむらバンドは「1人目じゃなかったかもな」と、おいしさを伝えるには不十分とのツッコミを入れ、笑いを誘った。ただ、一同絶賛したのは変わらなかった。
これに対し、エバースの町田は、提供するメニューが「しゃ奉行町田監修! こだわりのポン酢で食べるしゃぶしゃぶ」だけに、奉行のようなかみしもを着込んで登場し、一斉に料理への本気度を疑われた。事実、しゃぶしゃぶの豚肉の部位を問われると「バラともも」と答えたが、すぐにスタッフから「バラとロースです」と修正が入り、苦笑い。仕入れ先も「サミットとか…」と、大手スーパーマーケットの名前を出して“こだわり感”をあまり感じさせなかった。
さらに調理法も「火の強さは『プク、プク』ぐらい。3回いったら弱める」と、当日に調理するスタッフに向けたアドバイスも、なんともあいまいな回答に終始した。他には赤木が監修する「赤木そば」、この日はリモート出演となった「豪快キャプテン」山下ギャンブルゴリラ(38)と元祖豚丼屋TONTONが監修する「空から降る豚丼」もラインナップしている。