元テレビ東京のフリーアナウンサー大橋未歩(47)が1日、東京・、東京・ブックファースト新宿で新著「ニューヨークの林檎をむいて食べたい」(大和書房)出版記念記者会見を開いた。
「ニューヨークの林檎をむいて食べたい」は、出版元の大和書房のWeb連載「だいわlog」のエッセーを書籍化した。45歳で人生に限りがあると知って日本の家を売り払い、米ニューヨークに渡り、英語力ゼロから、古着屋バイト、反戦デモに参加したりした日々をつづった。夫の上出遼平氏(37)とは、今年3月にセレクトショップ兼カフェ「コントラスト(CONTRASTO)」を開業し、共同経営している。
書籍の3年目の項に設けた「この街に来て、今話したいこと」の中で、身の上を語る一般参加型のトークイベント「The Moth」(ザ・モス)で、自身の体のことを語った件についてつづった。その中では、テレビ東京時代に北京五輪のキャスターを務め、その後、母になりたいと思ったものの当時のパートナーと温度差があったこと。34歳で、医師から早発閉経気味で卵巣機能が低く「あと、1年早く来れば」と告げられたこと。不妊治療を始めて3カ月で脳梗塞(こうそく)になったこと。回復後、元のパートナーと別れ、上出氏と再婚後も8年、不妊治療を続け、31回採卵し、1度は妊娠したものの流産し、不妊治療を諦めたこと。それらを「The Moth」で語ったことをつづった。
大橋は「泣きながら読んだ、と、みんなに言われましたね」と「この街に来て、今話したいこと」への反響を明かした「『5時に夢中!』だったら、松田ゆう姫さんですとかテレビ東京だったら、この間、共演した(後輩の)松丸(友紀)アナウンサーですとか、女性の反響が多かった」と続けた。
一方で、書いていて苦労したことについて聞かれ「初めて自分の体を明かした『The Moth』が反響があまりに大きく、熱の高いメッセージをたくさんの方からいただいて『次、楽しみにしてます』と。どうしようと思った」と振り返った。そして「毛色の違うものを書きたい、どうしよう、どうしようと思ったら突然、ぎっくり腰になって。すごい痛みだったんですけど、心の中でよっしゃぁ、書けると思った」と笑った。
書いていて、楽しかったことを聞かれると「日本語、漢字が好きなんだと実感、再確認した。におい立つニュアンス、イメージが、すごくあるんだなと。例えば怪訝(けげん)は怪しいに、いぶかしい…まさにだよな、と」と振り返った。