サンモニ膳場貴子、高市首相の支持率下落「分かりません」発言&消費減税方針表明に辛口言及

膳場貴子アナ(2021年6月撮影)

フリーアナウンサー膳場貴子は2日、MCを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に生出演。高市早苗首相が先月27日の衆院予算委員会閉会中審査で、直近の内閣支持率の急落に関して野党に原因を問われ「分かりません」と発言したことを含め、一連の首相答弁に「なかなか、国会が国民の不安に応えてくれていないという印象をどうしても持ってしまう」と“辛口”指摘した。

番組では、この1週間の高市首相の発言や動向を詳しく伝えた。高市首相が先月30日、飲食料品に限って現在の消費税を8%から1%に来年4月から2年間引き下げる方針を示したことについては、街行く人にも賛否の声があることを伝えながら、首相が、歴史的圧勝をおさめた今年2月の衆院選での「公約」を実現するためとし、「2年後には私が責任をもって確実に税率を元に戻してまいります」と発言したことにも触れた。

一方、消費税率の引き下げは歴代の政権で初めてで、高市首相のおひざ元の自民党内でも異論の声が多いことを伝え、先月31日に開かれた自民党税制調査会(税調)の幹部会合では、6対4で反対の声が賛成を上回ったことを伝えた。その後に行われた税調と社会保障制度調査会の合同会議でも、発言した28人中、賛成18人、反対10人と賛否が割れている。専門家の中には、さまざまな形で物価上昇が続く中での消費減税の効果を疑問視する声が出ていることも伝えた。

自民党側は今週中にも党内の意見集約を行い、高市政権は今月上旬の閣議決定に踏み切りたい意向だが、意見集約は最後まで混乱する見通しで、VTRの後、膳場は「なかなか、まだすんなりとはいかないようです」と、コメントした。

また、この1週間のニュースを振り返る中では、先月27日の衆院予算委員会閉会中審査で、直近の内閣支持率の急落に関して野党に原因を問われた高市首相が「分かりません」と述べたことにも言及。中道改革連合の階猛幹事長から、支持率下落の原因を「物価高対策を後回しにしてきた」「SNSと維新を重視しすぎた」と指摘された高市首相が、「物価高対策に取り組んでいないんではないかと。いや、最優先で取り組んでまいりました」と反論し、物価高対策だとするさまざまな施策を列挙し続けるシーンも報じた。

膳場はVTR後、「円安についての説明もちょっと物足りなかったですし、なかなか国会が国民の不安に応えてくれていないなという印象を、どうしても持ってしまう」と述べ、混乱の中で幕を閉じた特別国会のあり方も含めて、苦言まじりに指摘した。