フジテレビの宮司愛海アナウンサー(35)が2日、都内の同局で、7月24日に発売した初エッセーとなる新著「すみません、今まで黙ってたんですけど…」(双葉社)祝出版! ミニ会見を開催した。
宮司アナは著書の中で、24年10月に結婚し、その後、挙げた挙式に関し、自らの言葉でつづって初めて明かしている。質疑応答で、執筆に踏み切った理由を聞かれると「個人的には、自分への戒めと言うか、約束する気持ちで書いた」と説明。「家族がいかに大事かを、心境の変化とともに書いたのがメインテーマ。形として残すことで、将来の自分が読んだ時に、もう一度、その時の気持ちに立ち返っていけるんじゃないか」と語った。
「すみません、今まで黙ってたんですけど…」は、23年11月2日にSpotifyで配信をスタートした、宮司アナの人気ポッドキャスト番組を書籍化した、初のエッセー。これまでの配信からの厳選トークに加え、作家・阿川佐和子(72)との特別対談、収録風景&フジテレビでの日常をとらえた撮りおろし写真、初出となる自身の結婚、結婚式についてつづった書き下ろしエッセー、本人撮影のプライベートフォトなど、オリジナル企画も織り込んだ。
宮司アナは「番組の中でも結婚式を挙げた、どんなことがあったかという、お話をしよう、しようと思ってタイミングを逃した。プロデューサーから『エッセーを書きましょう。結婚式の話はしていないから、自分で書いた方がいいじゃないか?』と提案があって」と執筆の経緯を振り返った。その上で「一字一句、自分で書いた。5、6000字、と言われて、増えて最終的に8000字になった。どこにもお話ししていない。結婚式を挙げられて、うれしい気持ちもあるし、知って欲しいと言うより、家族の絆、自分の将来に対する考え方を書いた。自分の人生観と改めて向き合うきっかけとなったエッセーと思っています」と語った。
著書の中では、結婚式に憧れはなかったが、21年5月に母が膵臓(すいぞう)がんで亡くなったことを契機に、お世話になっている人に家族を紹介する機会は、結婚式と葬式しかないと考えるようになったとつづった。21年10月にフジプライムオンラインで、母の闘病に関する手記を寄せているが「同じような心境の方から励まされたとメッセージをいただいた。自分の考えたこと、経験を公開することで、迷う人の背中を押すんだなと。結婚式のエッセーが誰の背中を押すか分からないですけど、ある種、自分が心の内に抱えた葛藤、思いの変化を外に出すことは一定の意味があるんじゃないかと考えている部分があります」とも語った。
結婚式のエッセーには、ベールをまとった自身の写真も掲載した。「亡くなった母が、妹の結婚式に作った手作りのベールを妹から受け継いでかぶった写真が1番、大きくなりました」と笑みを浮かべた。その上で、この日、司会を務めた2年先輩の木村拓也アナウンサー(36)も結婚式に出席したと説明し「ちなみに、木村さんが号泣…誰より、泣いてました。私の母が亡くなった時から、ずっと私と会話する中で多分、感じていらしたことがあったのでは」と語った。