チョコプラがNY進出意欲 夢はタイガーマスク以来の「マディソン・スクエア・ガーデン」総立ち

単独ツアー初日を前に会見し、笑顔を見せるチョコレートプラネットの長田庄平(左)と松尾駿

お笑いコンビ、チョコレートプラネットの長田庄平(46)と松尾駿(43)が6日、東京・東京建物ぴあシアターで単独ツアー「Spacy」の初日を行った。

2年ぶりの全国ツアーは、9月27日の千秋楽まで、北海道から沖縄まで11都市で19公演を予定。将来的には海を渡り、米国ニューヨークにある「マディソン・スクエア・ガーデン」で、ライブを開催するのが夢だという。世界屈指の有名アリーナでセンセーショナルなデビューを飾れば、日本人としては1982年に当時新日本プロレス所属の初代タイガーマスク、佐山聡以来といえる。

きっかけは松尾だった。今年になって何か変化があったか問われ、先に答えた長田は新たに車とバイクを2台ずつ購入し、合計で車が7台、バイクが中型1台、大型1台になったと明かした。「維持費だけで年間300万円」や「大型バイクの免許を持っていないので、この単独ツアーが終わったら取りに行かないと」と話し、報道陣を驚かせていた。

この話の後だけに、松尾も自然と非日常的な話題を口にしていた。「今年、初めてニューヨークに(米プロバスケットボール)NBAを見に行かせていただいて最高だったんですよ」と、25-26年シーズン、53年ぶりに優勝することになる、ニューヨーク・ニックスの本拠地の盛り上がりに興奮したという。その言葉を受けて長田に「じゃあ、来年の単独ツアー、ニューヨークでやるしかない」と、水を向けられると、松尾は「絶対に入れたい。マディソン・スクエア・ガーデン! もうNo.1、フェイマス・アリーナですから」と、ニックスが本拠地とする会場でライブ開催することが夢になったと語った。

「マディソン・スクエア・ガーデン」デビューで、史上最も会場を沸かせた日本人は、初代タイガーマスクの佐山聡と言っても過言ではない。82年8月、初代タイガーマスクが、ダイナマイト・キッドと演じた空中殺法とスピード感あふれる技の応酬は、当初は半信半疑だった現地の米国人プロレスファンの度肝を抜き、最後は約2万3000人、超満員の観衆が総立ちで拍手喝采した伝説の試合がある。

すでに「TT兄弟」の名で、2人は米国でも人気がある。米国を拠点とするピース綾部祐二、渡辺直美、海外で人気のとにかく明るい安村らの共演案も出し、どんどん具体的に。松尾は「近くにタイムズスクエアもありますし」と言って、得意の「T」ポーズ。報道陣から「世界のTT兄弟へ」と言われると、長田は「目指したいですね! 来年とかは」と、松尾以上に世界進出に前向き。「マディソン・スクエア・ガーデン」と双璧とも称される、英国「ウェンブリー・アリーナ」でも、超満員の観衆を総立ちにさせた初代タイガーマスクのように、世界中の有名アリーナを沸かせる、ワールド・ツアー開催という将来的な野望が、うぶごえをあげた格好となった。