熊本市内で被災した3児のママアナウンサー「子どもの避難」を報告 意外な「盲点」も

福居万里子アナ(インスタグラムから)

RKK熊本放送の福居万里子アナウンサーが7日、インスタグラムを更新。令和8年熊本地震での子どもたちの避難についてつづった。

6日の投稿で「2026年 熊本地震~地震発生の瞬間~ 私は熊本市内の自宅にいました」と被災を報告していた福居アナは「~子どもの避難~揺れが収まり、火の元や動線を確認したあと、息子たちを迎えに保育園へ。スマホにはすでに園から安否連絡のメールが入っていたので、落ち着いて向かうことができました」と当時の心境を明かした。

続けて「保育園もかなり揺れたようでしたが、まだ3歳と2歳ですから、案外ケロッとしていて、いつものように抱きついてくるのだろうと思っていました」と推測し「呼吸を整えてから教室に入ると、子どもたちは防災頭巾を被り、部屋の真ん中に集められていました。その中に長男を見つけ笑顔で名前を呼んだのですが、長男は笑ってはくれず、こちらを見つめ座ったまま・・・ 先生に促されてようやくとぼとぼ歩いて私の元へ来ました。3歳なりに、揺れの恐怖や周囲の異変を理解したのでしょう。その胸の内を想像すると、“ケロッとしているだろう”などと安易に考えていたのが申し訳なくなって、つい、涙が滲みました」と打ち明けた。

また「長男を抱きしめて、『大丈夫だよ、おうちに帰ろう』と声をかけながら別のクラスにいる次男を迎えに行き、手を繋いで外へ。(次男は比較的いつも通りでした)自宅へ向かう最中にも緊急地震速報のアラームが鳴り、道路標識や電柱が震えるほどの揺れに襲われました」と帰宅途中の状況をつづり、防災頭巾をかぶった子どもたちの写真や、ひび割れた道路の写真をアップした。

福居アナは「エレベーターは地震の影響で稼働を停止していました。恥ずかしながら、これが私には盲点で・・・ これまで、いざというときに備えて息子たちに非常食を食べさせるなどはしていましたが、自宅までの階段をあがってみる、ということをさせていなかったのです」と打ち明け「中層階といっても結構な道のりで、加えて真夏の暑さ・・・ 咄嗟に“きょうは階段で冒険だよ~!”と声をかけると、長男は黙々と足を進めだし、次男も短い足で大きな段差をひとつずつ上がり始めました。途中で次男が足を止めるたびに長男と2人で励まし、居合わせた住人の方までもが“競争しようか!”と息子たちに声をかけ、歩幅を合わせてくださいました」と記した。

福居アナは3月17日生まれ、長崎県出身。17年にRKK熊本放送入社。SNSのプロフィルに「3児の母」と記してある。