片岡愛之助「見かけたら気軽に声をかけて」ライフワークの永楽館歌舞伎でファンサービス約束

ライフワークの「永楽館歌舞伎」に向けて意気込みを語った片岡愛之助(撮影・阪口孝志)

歌舞伎俳優片岡愛之助(54)が10日、大阪市内で舞台「第16回永楽館歌舞伎」(11月4~11日)の取材会に出席した。

兵庫・豊岡市にある出石永楽館は、1901年にオープンした近畿最古の芝居小屋。映画「国宝」の撮影地としても有名で、2008年に復元され、愛之助はそのこけら落とし公演からすべて参加し、「ライフワーク」と位置付けている。

愛之助の他に、坂東新悟、中村歌之助らが出演。演目は「茶壺」「口上」「二人藤娘」、そして、「義経千本桜 川連法眼館(かわつらほうげんやかた)」を、昼夜で一部配役を入れ替えて上演する。

ライフワークと位置付けるだけに「新しいことをやりたい。永楽館でもこういうことができるっていうのを発信していきたい」と意気込んだが、新たな試みを構想中とあって、口上については「秘密」、義経千本桜についても「永楽館ならではの演出をしたい。これも言ってしまうと…」と詳しい内容は明かさず。「じゃ、何のために会見をしているんだということになって、秘密ばかりが多すぎて申し訳ございません。見てのお楽しみ。永楽館までわざわざ来ていただくのですから、楽しみにワクワクして来ていただきたい」とけむにまいた。

これまでの公演では1本目から出演してきたが、今回は公演の1本目の「茶壺」には出演しておらず、「今回は口上からなので街を歩けることが楽しみ。おそばを食べたり、お土産を買ったり、写真を撮ってみたり、城崎の温泉街にも行ってみたい」と豊岡市の街巡りに興味津々。「見かけたら気軽に声をかけてください。一緒に写真も撮りますし、喜んでお待ちしております」と全力でファンサービスをすると約束していた。