<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>
先日、タレントの塚本恋乃葉(21)の合同インタビューに足を運んだ。
七夕が近いため浴衣姿で現れた塚本は、短冊に「モデルのお仕事を頑張りたい」「お仕事で年越ししたい」「ニューヨークで年越ししたい」など11個もの願いをしたためた。どれも一見、欲張りに見えるが、口にした目標を本当にかなえてしまうからすごい。
塚本は23年開催の「第46回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で、応募総数2万824人の中からグランプリを獲得し、芸能界デビュー。「まさかこのお仕事をするとは…」と言いつつ、受賞後の会見で口にしていた目標がある。それが、日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」(日曜午後7時58分)の「出川ガール」だった。
「憂鬱(ゆううつ)な月曜日の前、日曜の夕方に笑わせてくれた。古参の皆さんが豪快に川に落ちる姿を見て親しみやすさがあって。私も元気を与える側になりたいと思ったんです」
25年4月、念願の番組に初出演。芸能界入りからわずか1年あまりで有言実行。「両親はオンエアを緊張して見られないって言っていましたけど、みんなが笑ってくれてうれしかったです」と満面の笑みを見せた。
「古参出川ガールズ」と称される、河北麻友子、堀田茜、谷まりあからも、現場で様々な助言をもらう。「バラエティー能力は後からついてくるから、自分のキャラを優先して」と背中を押された。先輩たちへの尊敬を語りながらも、自身については「出川ガールズにファンが一人混じっているような感じ」という。
番組愛は視聴者だった頃より強くなった。「過酷な現場も本当にやっているんですよ。ロケ楽しいです」と目を輝かせる。
「楽しいが勝つ」性格が塚本の持ち味。「先輩たちは『いやだいやだ~』って言うのがおもしろさになるんですけど、私は楽しいが勝っちゃうんです。何も考えていないのが怖いって言われるくらい。出番が欲しいじゃないですか」とケラケラ。
好奇心旺盛で、動物に例えるなら「サル」と即答した。「小さい頃は木登りしていましたけどね。今も登れるものは登りたいですから」。その性格はロケでも存分に発揮されている。
インタビューの1週間前には「出川ガールズ」のロケでフランスへ。帰りの機内でワイヤレスイヤホンを紛失。「降りる時に取ろうと思って忘れて。翌日羽田空港にないか確認したら、フランスに戻っていました」と笑う。小さいことをあまり気にせず、「また戻ってきてくれるかな~」と笑い話に変えてしまうところも、彼女の魅力のひとつだろう。そして、2026年に達成したいことは「バンジージャンプかな…今年中に! 言っちゃった!」。
目標を口にすることをためらわず、好奇心の向く方へ走っていく姿こそ、塚本の強みなのだろう。次は何を有言実行するのか、期待したい。【加藤理沙】