映画「さとこはいつも」の公式サイトが12日更新され、同映画関係者を装った悪質な詐欺被害の発生を報告した。
サイトでは6日に同作の公式SNSアカウントを装った悪質行為が発生していることを報告していたが「誠に残念ながら、本映画のPR案件をかたり、実際に高額な金銭被害が発生し、また、個人情報(本名・住所・電話番号・メールアドレスだけでなく、マイナンバーカード表裏の画像を含みます。)を詐取される被害が発生しました」と報告された。現在、警察への情報提供等の対応を進めているという。
続けて「被害の拡大を防ぐため、以下長文になりますが、このたび当方にて把握しました非常に悪質な手口をお知らせいたします」と、詐欺行為の手口の例を挙げて注意喚起した。以下は公式サイトから抜粋。
<1>SNSから偽の「公式LINE」への誘導 InstagramやTikTok等SNSのDMで「映画のPR案件を依頼したい」と持ちかけ、公式LINEを騙る偽の公式アカウントや偽サイトに誘導するようです。本映画関係者を騙るケースが確認されています。
<2>偽の契約書の締結・「出金プラットフォーム」への登録要求 SNS上のDM等のやりとりから、偽の公式LINE上でのやりとりに移行し、詳細な契約条件や広告費の用途などを説明のうえ、偽の「業務委託契約書」を送付することで信用させる手口のようです。その後、報酬を支払う名目で外部の電子契約・出金プラットフォーム(偽サイト)に個人情報等を登録させるとのことです。なお、偽サイトのURLとして、「45job[.]com」や「50job[.]com」が用いられた事例を把握しておりますが、今後もドメイン(URL)を変えて詐欺行為が行われる可能性があります。
<3>「システムエラー」を装い、様々な名目で送金を要求 プラットフォーム上に架空の報酬額(140,000円)を入金したように見せかけた後、「登録された口座情報に誤りがあり出金できない」「信用スコアが低下した」と誤信させ、その後、出金手続きを再開させるためと称し、以下のようないくつもの名目で次々と送金を要求する場合があることを確認しました。
※金銭の名目の例
・信用スコア回復のための「管理主体確認」費用
・口座変更やシステム正常化のための「信用保証金」
・「確認用の100円が含まれていなかったため通常処理された。再度全額を振り込んでほしい」といった再度の要求
・マネーロンダリング(AML)確認などの架空の審査費用
支払先として、個人のPayPayアカウントや個人名義の銀行口座が指定される場合があるようです。また、確認後20分で全額返金するなどと謳ったにもかかわらず、返金・出金されなかったという事案も発生しています。
公式サイトでは「本映画関係者が、皆様に対し『信用スコア回復』『保証金』などの名目で、金銭の支払いを要求することは絶対にありません。皆様におかれましては、金銭の要求には絶対に応じないでください」と強調。「以上とは異なる手段が用いられる可能性もあります。皆様におかれましては、本人確認書類の画像や個人情報は、別の詐欺に悪用される危険性が極めて高いため、絶対に送信しないでください。そして、不審なURLにはアクセスしない、登録しないようお願いいたします」と警鐘を鳴らしている。