歌手でタレントのDAIGO(48)と女優の北川景子(39)夫妻が、2016年4月の結婚披露宴後としては“初共演”を果たした。
NHK総合で15日放送の特番「NHK夏の音楽祭 うたであえたら 2026」(午後6時5分)が、東京・NHKホールで9日に収録され、NHKは14日、その一部を解禁した。“夏の紅白”と銘打ち、34組の豪華出演歌手が全44曲を披露。二宮和也、Mrs. GREEN APPLE大森元貴とともに、北川が豪華司会トリオの一角に名を連ねる中、DAIGOがプロデュースする歌手という設定の、一之森大湖(いちのもり・だいご)が出演した。
一之森は、純烈とモナキがコーラスを務める中、新浜レオンと「東京砂漠」を熱唱した。豪華コラボレーションが実現する前から存在感は抜群で、一之森がステージに登場すると、真っ先に二宮が「1名、気になる人がいるんですけど…。DAIGOさん?」と素朴な疑問をぶつけた。これに一之森が「いや、よく間違われるんですが、一之森大湖です。DAIGOはプロデューサーです」と否定すると、どこをどう見ても、声も話し方も同一人物とあって、会場は爆笑に包まれた。
二宮はひるまず「『ウィッシュ』のDAIGOさんですよね?」と質問を続けたが、一之森も根負けせずに「歌謡界の新星、大型ルーキーの一之森大湖です」と、かたくなに否定した。それでも引かない二宮が「これね、結婚会見以来、貴重な夫婦共演です」と“暴露”すると、会場は「エーッ!」と、驚きの声が響き渡った後、盛大な拍手が起きた。正体を暴こうとする二宮と、なぜかひた隠しにする夫妻という構図は、最後まで崩れなかった。
二宮の執拗(しつよう)な質問攻めを見かねたように、北川が「(一之森は)突然、家を出てしまった妻を探していてですね」と、一之森に助け舟を出した。これに一之森も乗っかる形で「そうなんですよ、二宮さん。いなくなってしまった妻、一之森景子は、たまたまなんですが、北川景子さんにソックリで」と話した。ここまでくると、もはやコントの領域で、北川も「きっと一之森さんの奥さまも、この放送を見てくださっていると…」とノリノリで演技すると、二宮が「いやいやいや!」とツッコミを入れ、来場者も大笑いだった。歌唱に向かう前、一之森はついには「北川さん、キレイですね」と一言。アドリブだったのか、思わず北川も吹き出した。
一之森が歌唱後、北川は「ちょっと、いろいろと情報が多すぎて…。でも一言で言うなら『OAG』。お付き合い、ありがとう、ございました」と、DAI語を披露した。一連のコントのような演出を締めた形で、笑いとともに、この日1番の盛大な拍手が起きた。
収録後、司会者3人で臨んだ会見に出席した北川は「厳密には夫婦共演ではない、ということをずっと言い続けていて、そこはハッキリさせておきたい部分なんですけど。夫がプロデュースしている一之森大湖さん。私ももちろん、夫がプロデュースしているということで、応援はしていましたので、お会いできてよかったなと思っています」と話すと、まず隣に座っていた二宮が笑い声を漏らした。二宮が「スゴい! もう、ハガネの心を持ってる」と話すと、大森も「スゴいですね」と続け、徐々に広がる形で報道陣も笑いをこらえきれなくなっていた。
さらにツッコミが続くと、北川は少し観念したように「貫かないとね、設定を」と“設定”であることを認める発言も出始めた。リハーサルに一之森が不在だったといい、その理由については「どういったわけか…。競馬があったからなのか、分からないですけど(笑い)」と、この日は日曜日で、DAIGOがレギュラー出演するフジテレビ系の競馬番組と重なっていたためだったと事実上明かした。これには二宮も「それ、DAIGOさんの方だからね」と、ツッコミを入れざるを得ない流れとなった。
一之森関連の質問の最後に、北川は「一生の思い出になったかなと思います。あんまり、しゃべるともう、設定もあいまいなので(笑い)」と、ようやく本音で語った。これを受けて二宮も「『設定』って言っちゃった(笑い)。でも会った時にずっと『すいません、すいません』って言ってました。何の『すいません』か分からないんですけど(笑い)」と、北川が“設定”に付き合わせていることを、申し訳なく思っていた舞台裏を明かす、爆笑会見となった。