気象予報士の石原良純「渋滞に巻き込まれ水没」豪雨リスク分析「車を捨てる判断」も

石原良純(2024年6月撮影)

俳優で気象予報士の石原良純が15日、日本テレビ系報道番組「追跡取材news LOG」(土曜午後10時)に生出演。千葉県を襲った豪雨について対策を語った。

冒頭、良純は「本当に被害に遭われた方は大変だったと思いますし、この規模でこの時期にこの雨の降り方。過去に経験したことのないようなことが起こっているな、と。気象災害という言葉、最近よく耳にするようになりましたけど、まさにそういう思いでニュースを見られて、体験された方も多いと思います」と語った。

番組では、豪雨でドアが開かず車中に閉じ込められた例や、水没などで走行不能となった車が1000台以上に及ぶとみられている状況なども伝えた。

進行の和久田麻由子から「これまでの常識が通用しなくなっている」と話題を振られると、良純は「都市型の水害の中で、アンダーパスに冠水していてそこに車が突っ込んでしまう、こういう事例はありましたよね。でも町単位って言いますか、逃げる場所がないような今回、規模が広かった、時間も長かったということで、こういう状況になった」と語った。

「じゃあ、これからどうすればいいんだろうか。なかなかこういうことって、今まで経験したことないことで、これから起こらないか、といったら起こるんですよ。これで何が得られるのか、といったら、僕は、こういう風に雨が降る、予測がつかない、とおっしゃってましたけど、(情報は)結構出ますよね。『線状降水帯ができそうです』というのがあったら、事前に車の走行、というのは、今まで通りにはいかないよ、雨の降り方が違う。だから車は動かない、ということを徹底していかない限り、また繰り返されてしまう」と警鐘を鳴らした。

和久田から「いかに早く冷静に、その瞬間に判断ができるか、というのがポイントだと思うんですけど、なかなか難しい気もしますが」と質問されると、良純は「2000年に東海豪雨というのがあって、そのころから都市でそういう水害が頻発するようになってきたんですけど、その時に私の知り合いが渋滞に巻き込まれた。だんだんと水位が上がってきた。そのうちに車が半分浸かっちゃった。ドアが開かない(状況になる)前に、これはダメだと思って車を捨てて降りた、と。自分の車が走れる走れないもありますけど、これだけ広範囲に水没してしまうと、渋滞に巻き込まれているうちに水没してしまうということもあるんですね。だから本当、乗らない勇気、前に進まない、止まっている勇気。早く車を捨てる、というんですかね、そこまで判断しなきゃいけない。そういう雨の降り方が今後、ちょっと衝撃的なニュースだったんですけど、まだまだ起こり得る、ということを僕らはどこかで覚えておかないといけない」と指摘した。

良純はこの話題の間、終始神妙な表情で「一時期、(窓を割る)ハンマーを入れておこう、と(いう機運が)ありました。じゃあ今ハンマー入れている人、ほとんどいないと思う」と、危機意識を継続して持つことも重要性にも触れた。