中山秀征 書道の原点は小学2年生「赤とんぼ」で初受賞 両親との思い出も

「第三回中山秀征書道展」の囲み取材に応じた中山秀征(撮影・会田京叶)

タレント中山秀征(59)が17日、東京・銀座の鳩居堂で18日から開催される(30日まで、24日休館)「第三回中山秀征書道展」の囲み取材に応じた。

今回のメインテーマは「追悼」。作品を前に「みなさん右から読むのが日常にないようで、『とうつい』というふうに(笑)」と切り出し、「違います(笑)」と笑わせた。書道では昔ながらの右から左へ進むため「追悼」となると説明し、「あくまでも『追悼』でございます」と会場を和ませた。

「追悼」は第77回毎日書道展に出品した作品で、2万5000点の中から佳作を受賞。「これまで入選という形ではあったんですけども、今回佳作という賞をいただいたことをすごく光栄に思っております」と喜んだ。

作品には、自然災害や戦争などで命を落とした人々への思いを込めた。「亡くなった方に対して自分ができることを追悼とさせていただきました」と説明。自身も両親を亡くしており、「楽しかったことを思いながら祈ることによって、故人に本当の安心感、安らぎを与えることができるんじゃないかな」と思いを語った。

書道との出会いは小学1年。兄の影響で始め、小学2年の時には「赤とんぼ」を書いて、初めて「群馬書道協会賞」を受賞した。「賞状を初めてもらって、盾をもらったのがすごくうれしくて、それを実家で写真を撮ってもらって、両親に喜んでもらったのがすごくうれしかった」と振り返った。

受賞をきっかけに書道にのめり込み「自分の納得するものが書けないと、寝ないで書いていた」と告白した。「両親に『もう寝なさい』って言われて、怒られたこともある」と笑いながら「出来上がるまでやめられない。とことんやらないと気が済まない」と現在にも通じる書道へのこだわりを明かした。

今後は国内各地に加え、海外での展示も視野に入れる。「漢字に対する興味が世界の方にすごく多いんだなということを感じた。国内のみならず世界でもどんどん出ていきたい」と意欲を示した。