お笑いコンビ、フースーヤの田中ショータイムと谷口理(ともに33)が17日、東京・なかのZERO大ホールで、結成10周年を記念した東阪ライブツアー「国数社理社理かき氷」の東京公演を行った。漫才やコント、ゲームコーナーなど、終始“フースーヤワールド”全開で約2時間、1000人を超えるファンを楽しませた。
公演後は報道陣の取材に応じた。開始から5分余りは、ずっと谷口が強気に話しては「相方はそう思っています」と話し、田中が「どんな手法使ってんねん」などとツッコむ、ネタの延長線上の流れ。満を持して自身のターンとなった田中は「僕の中では『まだまだやな』と。もっと面白く、ガムシャラに、脇目も振らず、ひたむきに、お笑いに人生を注げたら」と、語気を強めて熱い言葉を並べた。
公演中は、2人が「いつもよりも広かった」という舞台を、ところ狭しと動き回り、最後は汗だくになって文字通り走り続けた。谷口が「今日で思いましたけど『50歳になって漫才できないな』って思いました(笑い)」と、2時間走り続けるスタイルには、わずかに限界も感じた様子。田中が「そろそろ袖に酸素カプセルが必要かな」と話せば、谷口は「酸素ボンベじゃ飽き足らず、酸素カプセルが必要。あと、しゃべってる途中にチューチュー水を飲める、ストローが付いたマイクの開発してもらった方が、我々にはいいのかな」と、技術革新? を求めて笑わせた。
9月23日に控える大阪・なんばグランド花月での大阪公演に向けても、一段と気持ちを高ぶらせた。田中は「良くも悪くもビビらず、とりあえず『やりたいことをやってみよう』と。それで見えてくることもありますし。人間って、失敗しないと絶対に成功にたどり着けないと思うので。失敗を積み重ねた人こそ、成功をつかみ取れると思うので、失敗を恐れずやっていることが、前回と違うところかなと思います。『フースーヤ、今年、M-1優勝しちゃうな』と思わせるような熱いライブにしたい」と力説。昨年のツアーよりもレベルアップしていることを確信しつつ、賞レースで頂点に立つ野望をのぞかせた。