元自民党衆院議員で実業家の杉村太蔵氏は19日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時40分)に生出演。高市早苗首相が9月にも内閣改造と自民党役員人事に踏み切る構えをみせていることについて、「毎年この時期に内閣を改造する。自民党政治のよくないところだと思います」「党利そのもの」など厳しい調子で疑問を呈した。
番組では、党役員人事では、麻生太郎副総裁の義弟で麻生派所属の鈴木俊一幹事長や、昨年の自民党総裁選で高市首相と戦い閣僚として政権入りした小泉進次郎防衛相、林芳正総務相、茂木敏充外相と、自民党幹部に登用された小林鷹之政調会長の去就に注目が集まっていることを伝えた。また、昨年、高市首相が麻生氏の意向を踏まえて鈴木氏を幹事長に起用したが、ここにきて旧安倍派の萩生田光一幹事長代行の名前も次期幹事長候補に取りざたされていることにも触れ、旧安倍派裏金事件にかかわった萩生田氏を起用した場合のリスクを懸念する声もあると報じた。
杉村氏は、高市首相が踏み切る構えの内閣改造や自民党役員人事への感想を問われると、「毎年この時期に内閣改造をするんですよね。これねえ、日本の政治と言うより、自民党政治のよくないところだと思います」と指摘した。
「だって、どんな人だってせっかく大臣になって1年で交代と言ったら…。なんとなく、1年やってああこういうもんかなと。それで2年目からいよいよという感じじゃないですか。視聴者のみなさんだって、大臣になって1年で交代と言われたら、それで何ができるかということになる」と述べながら、「なんでそう(1年で内閣改造)なのかといえば、結局、大臣の『待機組』に配慮しないと政権がもたない、みたいなね。そんなの党利そのもの。何なんだって」と、語気を強めながら批判。「かつて、『一内閣一閣僚』みたいな目標を掲げてやりたいと言った政権もあるが、なかなか実現しないですよね」とぼやいた。