大下容子アナ、岸惠子さんを追悼「一度だけ番組で…」印象に残った言葉を紹介

笑顔を見せる岸恵子さん(2022年5月撮影)

テレビ朝日の大下容子アナウンサーは19日、MCを務める同局系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時40分)に生出演。この日の番組ラストで、女優で文筆家としても活動した岸惠子さんの訃報(ふほう)を伝えた際、岸さんと共演した際の思い出を語った。

映画「君の名は」などの作品で知られる岸さんについて、この日、所属事務所の公式サイトで、8月7日に老衰のため亡くなったことが発表された。93歳。番組では、エンディングで岸さんの訃報を報じ、結婚を機にフランスに渡り、帰国後も日本で活躍を続けた岸さんの活動を伝えた。

大下アナは岸さんと「一度だけ、番組でお会いした」と振り返り、「『忙しすぎて、年を重ねる暇がないのよ』というお答え。それがまた、とっても素敵だなあと思って」と口にした。

「本当に残念です。お悔やみを申し上げます」と追悼し、この日の放送を終えた。

岸さんは1932年(昭7)横浜生まれ。51年に松竹専属となり映画「我が家は楽し」で女優デビュー。53~54年「君の名は」3部作、54年「女の園」が大ヒットし国民的女優となり、57年に仏人監督イブ・シャンピさん(61歳で死去)と結婚し渡仏。サルトル、ボーボワール、コクトーらとも親交があった。

60年映画「おとうと」でブルーリボン主演女優賞。75年に離婚。「約束」「細雪」など多数の作品に出演した。

文筆家としてもエッセー「巴里の空はあかね雲」で文芸大賞エッセー賞。00年日本に帰国。01年公開の「かあちゃん」で、2002年の日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、日刊スポーツ映画大賞主演女優賞などを受賞した。17年には菊池寛賞も受賞。21年には「岸惠子自伝 卵を割らなければ、オムレツは食べられない」を発表している。