中井貴一「君の名は」で父佐田啓二さんと共演の岸惠子さん悼む…まさか親子で共通の目覚ましエピ

中井貴一(2024年5月撮影)

中井貴一(64)が20日、Xを更新し、7日に老衰のため93歳で亡くなったことが前日19日に発表された、岸惠子さんへの追悼のコメントを発表した。

中井の父佐田啓二さんと岸さんは、1953年(昭28)から54年まで3部作で公開された映画「君の名は」で後宮春樹役と氏家真知子役で共演しており「敬愛する先輩であり、父と盟友でもあった、岸恵子さんの訃報。心から残念でなりません」と悼んだ。

その上で「今から10年ほど前だったでしょうか、ドラマの撮影でご一緒したのが最後となりました」と岸さんと最後に会ったエピソードを紹介。「アメリカでのロケだったのですが、スタッフ、キャストが合宿のように、アメリカのモーテルに宿泊しての撮影。ある日、夕食が終わり部屋に戻ってくる途中、岸さんが、部屋着で廊下をウロウロと。お声がけは失礼かと思ったのですが、ちょっと困っていらっしゃる様子でしたので」と、岸さんが当時、困っていたと振り返った

そして「『岸さん、どうかなさったのですか?』とお聞きした所、明朝早いので、目覚ましを掛けようとしたが、上手く操作ができず、マネージャーさんの部屋をノックしてもお返事がなく困っているとの事」と当時の状況を説明。「『僕で良かったら、お手伝いしますが‥お部屋に入ることになりますが、宜しいですか?』と伺った。『勿論よ、貴一君なら大丈夫。セットしてくれる?』とのお答え。そして、部屋にお邪魔して、目覚ましをセット」と岸さんを助けたとつづった。

さらに「帰り際に、岸さんが大声で笑いながら、『嫌だーっ、思い出した。『君の名は』のロケだったか忘れちゃったけど、昔、ロケ先で佐田さん(父)にも、目覚ましセットしてもらったことがあったのよーっ。これで安心して眠れる。ありがとうねー』と、送り出して下さった」と中井の父・佐田さんにも目覚ましをセットしてもらったと明かした岸さんの言葉を紹介。「その時思いました。肌感も何も覚えていない父ですが、親子で、岸さんの目覚ましをセットするという、時空を超えたお手伝いができましたこと、心から幸せだなーと。やはり、父のDNAが、私の中にはあるのだなーなどと、ちょっと大袈裟に嬉しくなったものです」とつづった。

最後に「これで又、『貴一君』と呼んでくださる先輩が逝ってしまわれました。心から、ご冥福をお祈りいたします。合掌」と岸さんの冥福を祈った。