岩井俊二監督「スワロウテイル」30年ぶり4K化「いろんな無茶をやっていた」

映画「スワロウテイル4Kリマスター」の先行上映会イベントに出席した岩井俊二監督

映画監督岩井俊二(63)が21日、都内で映画「スワロウテイル4Kリマスター」(岩井俊二監督、9月4日公開)の先行上映会イベントに出席した。

1996年公開の同作が30年ぶりに4Kリマスター化した。岩井監督は「30年前にこの作品をロサンゼルスで仕上げていたのですが、『そういうことをやってみたい』という若気の至りでやっていまして」と当時を振り返った。

公開当時は完成が間に合わず、完成前のフィルムを私物として運び、米国から日本へ持ち帰ったという。「まだ出来上がっていない箇所のフィルムを切ってつないで、一応見られる状態にして見てもらった」と驚きのエピソードを披露した。

今回の4Kリマスターについては「『スワロウテイル』は本当にいろんな無茶をやっていた」と説明。16ミリフィルムを混ぜたり、現像方法を変えたりしていたため、「改めて向き合ってみると微調整が本当に大変で苦労しました」と明かした。

最後には「今日が『完成披露』という気持ちで身が引き締まる思いです」と語り締めくくった。