2代目松鶴家千とせ(66)が22日、都内で舞台「サンズリバーサイド」に出演した。芸歴23年目の2代目千とせだが、この作品が女優デビュー。「自分でもびっくりしています。舞台で芸をしたり、歌ったりはしてきましたが、ちゃんとしたお芝居に出るのは初めてなんです。すてきなご縁をいただいて初体験させていただいたので、みなさんの期待に応えられるように頑張っています」と話した。
物語は、秩父にある火災の被害に遭ったホテルを改装した宿泊温泉施設「びぶれ」が舞台。そこの受付前のロビーに集う人々は、この世に未練を残し成仏できない幽霊。生きている人には、彼らの姿は見えない。2代目千とせは“女山頭火”と呼ばれる放浪の俳人で、彼らと関わり合い「分かるかな~ 分かんねぇーぇだろうな~」から始まる、謎の句を残して立ち去る。
他に山辺ユリコ、風祭ゆき、山本ゆう、岩間沙織、湯沢勉、めだちけん、一谷伸江、竜希など。脚色と演出は江口信。23日まで。
◆松鶴家千とせ(しょうかくや・ちとせ) 1960年(昭35)5月11日、北海道岩内町生まれ。OL生活を送っていたが、2004年(平16)ごろにチバテレビの歌番組に出たのをきっかけに初代松鶴家千とせと知り合い弟子入りして、松鶴家都乃局。23年1月、4代目松鶴家家元2代目松鶴家千とせ襲名。オリジナル曲は「ふるさとは風に乗って」「じょっぱり夫婦船」など。インターネット放送局「千住Cwave」で「千とせとさくらと京子の午後のティータイム」(第1水曜)、「千とせと京子のすてきなソワレ」(第3水曜)