宮本亞門氏「病院嫌いで、大丈夫と信じ込んでいた」人間ドックをきっかけに前立腺がんが見つかる

市民公開講座「伝えてみよう 言葉ではじめる前立腺がん治療」にゲスト登壇した宮本亞門氏

演出家宮本亞門氏(68)が23日、都内で行われた市民公開講座「伝えてみよう 言葉ではじめる前立腺がん治療」にゲスト登壇し、自らの経験を語った。

7年前に健康番組で受けた人間ドックをきっかけに前立腺がんが見つかり、全摘手術をした経験がある。

ステージ2~3との診断だったが、自覚症状はなかったとし「番組の企画がなかったらまったく分からなかった。スタッフの方たちに本当に感謝です。病院嫌いで、自分は大丈夫と信じ込んでいたので、感謝しています。まさかがんだとはと、他人事みたいで、ドラマみたいだねと言うくらいの驚きでした」と振り返った。

現在、がんは「一切発生していない」という。「生きているってすごいんだなと思う。今に焦点を当てるようにしたらエネネギーが出てきて、前よりも心が穏やかに、少し優しくなった。生きることに集中力が出て、周りが心配しているくらい」と笑顔。

満員の客席を見て「きょうの会場ほど男性が多いのは初めてで感動した」。また「がんで引かないでください。何も悪いことしていないので」とメッセージし、「照れとかなくなってきて、尿漏れとかしゃべれるようになってラクですよ」と笑顔で話した。

今後成し遂げたいことを聞かれると「利他的に生きたい。人が喜ぶ姿を見ていると泣ける」とし「劇場だけが人生じゃないとしみじみ思うようになった。やりたいことが増えちゃって、いろんな仕事をやっていきたい」とパワフルに語っていた。