「芸人原作オーディション ゼロイチ」初代王者は「自分芸人じゃないし…」の元NMB安部若菜

「芸人原作オーディション ゼロイチ」を終えて記念撮影に臨んだ、前列左から第一芸人文芸部賞の「シゲカズです」、又吉直樹、最優秀賞&note賞の安部若菜、FANY:D賞の「ホテル」橋本大祐、後列左から優秀賞書籍部門の「あわよくば」ファビアン、優秀賞映像部門の「ヒューマン中村」と「つじくん」

「新たな才能と次なるヒット作を発掘するプロジェクト」と題した「芸人原作オーディション ゼロイチ」が、23日までに都内で行われ、元NMB48の安部若菜(25)が、最優秀賞とnote賞の2冠に輝いた。

プレゼン形式で各賞を決めるスタイル。安部は「ここにきてください」のタイトルで、怪談バーや動画の視聴者から怪談を集めるうちに、知人が行方不明事件に巻き込まれてしまい、さまざまな怪談がその事件につながっていることが判明していくというホラー小説を書いて高評価を得た。

安部は「本当にうれしいですし、まさか最優秀賞をいただけるとは思っていなかったのでビックリしています。『芸人原作オーディション』なので『自分、芸人じゃないしな』というのはあったんですけど、初代王者が芸人じゃない自分ということで、マジで審査してくださったんだなって(笑い)」と、冗談交じりに話した。芸人以外では唯一のエントリーながら、並み居るライバルから最優秀賞の栄誉を勝ち取った。

芥川賞作家でお笑いコンビ、ピースの又吉直樹をはじめ、数多くの出版社が審査した。又吉は「作品はもちろんですが、プレゼンすることによって、その先、他にどういう作品を書けるのか。継続性があるのかまでを、ちゃんと確認できる場だったので、すごくおもしろかった」と、出版社目線で審査できたことに、「ゼロイチ」の魅力を感じたと語った。今後、このオーディションを継続するかどうかは、今回出展された作品の今後などを見て、判断していくという。

受賞者は以下の通り。

◆最優秀賞、note賞 安部若菜

◆第一芸人文芸部賞 シゲカズです

◆FANY:D賞 「ホテル」橋本大祐

◆優秀賞書籍部門 「あわよくば」ファビアン

◆優秀賞映像部門 ヒューマン中村、つじくん