テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)は26日の放送で、恒例のパネル企画に鈴木憲和農相をゲストに招き、米づくりをめぐる現状や将来的な展望に向けて、鈴木氏とコメンテーターらが議論する様子を放送した。
コメ政策をめぐっては、従来の需要に応じた生産体制から増産へとかじを切った石破政権が終わり、高市政権になると、この増産方針が撤回された。鈴木氏に対しては、コメ政策について政府方針を追及している元同局社員の玉川徹氏が、現在の方針への疑問を呈し、持論をぶつけるなどして鈴木氏と丁々発止のやりとりを展開した。
鈴木氏は、昨今のコメ価格の下落について問われると「昨年(就任後の)記者会見でも聴かれて申し上げた」とした上で、「我々の反省は、スーパーの棚にコメが並ばない(ことが昨年あったこと)。消費者の方が主食に対して、それで不安を持つということは、もう二度と生じない。これがまず、いちばん大事なところです」と訴えた。
鈴木氏が出演したパネル企画コーナーは、通常よりも長めの50分近く続いた。番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一は「大事なお話なので、これからも番組では、いろんな指摘は、大事なことなのでしていきたいと思いますが、ひとつ(鈴木氏に)言いたいのは」と述べた上で、「玉川さんが(スタジオに)いるのに、来てくれてありがとう、という」と、政府のコメ政策に物言う玉川氏との「スタジオ直接対決」に応じた鈴木氏に謝意を伝える場面があった。
「本当に、こんなところに来てくれて本当にありがとう、ということだけはお伝えしたいです」と伝えられた鈴木氏は、苦笑いのような表情で応じた。
すると、玉川氏は「ちょっとすみません。ありがとうなんだけど、でもインタビューには応じてもらっているんですよ」と釈明。玉川氏に「話なんかしたくない、ということではないですよね」と確認された鈴木氏は「もう、玉川さんも同じ東北(の出身)ですから」と友好的に返答した。
鈴木氏は衆院山形2区が選挙区。宮城出身の玉川氏も、この返しには大笑いで応じるなど、最後は和やかな雰囲気となり、羽鳥は「今後もよろしくお願いします」と、鈴木氏に話しかけた。