杉村太蔵氏「挙げ句の果てに」福岡県政“ドン”の辞任経緯にあきれる「変えなきゃと思う方は…」

杉村太蔵氏(2025年2月)

元衆院議員で実業家の杉村太蔵氏は26日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時40分)に生出演。

県議会の議長職をめぐる金銭授受疑惑などで混乱が続く福岡県議会の蔵内勇夫議長が25日、同日をもって議長職も県議も辞職すると公表したことを受け、苦言をまじえつつ、来年春の統一地方選に向けた有権者の意識の持ち方を提言した。

蔵内氏は25日に東京都内で取材に応じた際、同日をもって議長職、県議を辞職する考えを示した。先日、県議会が設置を決めた第三者委員会の調査に関しては、今後「積極的に協力し、解明をはかりたい」と述べた。蔵内氏をめぐっては17日の臨時議会で、自民党県議団幹部に多額の現金を支払ったと証言し、「人の弱みにつけ込んだカツアゲ」などと主張した吉松源昭県議が14日に提出した議長職の辞職勧告決議案が採決される予定だったが、蔵内氏の秘書出身の自民党県議から緊急動議が出され、採決中止自体が中止に。福岡県議会に対する批判がさらに強まる事態となっていた。蔵内氏はその後、議長職の自発的な辞任には言及したが、県議の身分の辞職には触れていなかった。

番組では、急転直下の「ドン辞職」をニュースコーナーで伝えた。杉村氏は、臨時議会の辞職勧告決議案採決「ドタキャン」問題を念頭に、「最初、議長を辞めろと言ったときも、議会も緊急動議を出してそれをやめさせると。挙げ句の果てには、議長も議員も辞めると。ちょっと、ここまでの一連の対応を見ていると、福岡県のみなさんも何をやっているんだと(いう思いになる)」と、一連の流れをあきれたように指摘した。

その上で「ただ、来年の4月に統一地方選があるが、今の地方議会は結構いろいろ問題があるので、変えなきゃいけないなと思う方は積極的に立候補するなり、周りに『お前こそ頑張ってみろ』という方がいらっしゃったら、もうちょっと、積極的な政治参加をしていただくというのが重要かと思います」と提言した。

番組MCの大下容子アナウンサーも、蔵内氏について「連続当選10回、40年近く福岡県政にかかわってきた方。第三者委員会の調査にかなり協力できることは多いのではないでしょうか」と指摘し、第三者委員会に対し、蔵内氏は議員を辞めても協力すべきではないかとの認識を示した。