こたけ正義感がスタンドアップコメディに感じる希望 渡辺直美の存在は「ありがたい」

こたけ正義感(2026年6月撮影)

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

現役弁護士でお笑い芸人のこたけ正義感(40)の単独ライブツアー「弁論2026」(11月4日から)のチケットが、一般発売初日で即日完売した。発売開始から数分で予定枚数に到達。宮城、福岡、京都の地方会場も完全に埋め尽くし、開催を前にしてプラチナチケット化となった。

「弁論」は、裁判や法曹界にまつわるエピソードを笑いに昇華させるスタンダップコメディーショー。24年に初開催され、第1回公演の開催時はたった80席だった。そこから約2年、今回の千秋楽会場はその100倍の約8000人にまで成長。現役弁護士の単独公演として過去最大規模の1万2000人超を動員する。

今ライブの開催が発表されたばかりの頃、こたけに話を聞く機会があった。芸風こそ違うが、渡辺直美(38)が2月にピン芸人初の単独東京ドーム公演を開催。こたけも自らチケットを取って、当日のライブを現地で鑑賞したという。「スターだなと。本当にビヨンセ出てきたなと思いました」。どでかい会場でエネルギッシュなステージを繰り広げる姿は勉強の連続。ライバルというよりも、刺激であり希望の存在になったという。「僕とは全然スタイルが違いますけど、何をやるか分からない状態で東京ドームを埋めてたんで、希望だなと思いました。ああいうのやってもらえるとやっぱり可能性が広がるんで、ありがたいなと思いました」と敬意を表した。

自身もスタンダップショーに「すごい可能性は感じている」と夢を感じている。それは国内での発展だけを指すわけではない。「英語でやってみるっていうのは選択肢としてあるかもしれない。あとはNetflixみたいな配信プラットフォームで出してもらえれば、字幕がついて世界中に配信されるんで、それでもいいかもしれないし。なんかいろんな選択肢がありそうだなっていう気がしてます」。出演するNetflixとYouTubeの企画「ポッドフリックス」も好評で、NewsPicks新番組「NPスタンドアップ」も配信される。こたけが見せる、日本発のスタンドアップショーが耳目を集めていきそうだ。【望月千草】