草間彌生さん死去 所属事務所「亡くなる直前まで絵筆を手放すことなく」近況も明かす

草間彌生さん(2017年2月撮影)

芸術家の草間彌生(くさま・やよい)さんが8月14日、東京都内の病院で亡くなったことが分かった。97歳。27日、草間さんの事務所が公式サイトで公表した。

公式サイトにはこの日、「草間彌生の逝去のお知らせ」と題した文章が掲載された。「草間彌生が2026年8月14日に都内病院にて永眠いたしました」とした上で、「美術を中心にパフォーマンス、小説、詩など多方面における前衛芸術家としての国際的な活動にすべてを捧げ、亡くなる直前まで絵筆を手放すことなく、永遠の愛と魂を探究し続けた97年の生涯でした。私たちは作家の遺志を受け継ぎ、芸術を通して、世界中の人々に希望と未来への力を届けていきたいと考えています。株式会社草間彌生 株式会社草間彌生スタジオ」とつづられた。

草間さんは長野県出身。前衛的な作風は日本だけでなく世界的にも高く評価され、大きな水玉模様や、かぼちゃのオブジェなどでも親しまれた。16年4月には、米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に日本人でただひとり選ばれたほか、16年度の文化勲章も受章した。フランス芸術文化勲章オフィシェも受けている。