小中学生グループPGが放つ青春の色と才能の輝き 卒業の最年長RYUDOは新たなプロジェクトへ

「PG CLASS PARTY」を開催したPG。前列左からRiANA、RiRi、CHAAMi、ANJi、MiSORA、NOA、NiiNA、後列左からRYUDO、TENSHiN、REi、GAKU、TSUBASA、AOi、KAREN(撮影・野見山拓樹)

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

小中学生の男女14人ボーカル&ダンスカンパニー、PGの初の有料ライブイベントを取材する機会に恵まれた。

TikTokで「夏休みの自由研究をバズらせたい小中学生集団」として話題を集め、24年にデビューした、小中高生14人の平均年齢約14歳のグループ。TikTokの総再生3億回を誇るなど、α世代から絶大な人気を集めている。春休みの時期に行われたショッピングモールでのイベントや、ゴールデンウィークにプロ野球の試合前パフォーマンスやイニング間イベントに登場した際に取材する機会をもらったが、360度完全アウェーの球場でも一切引くことなく堂々たるパフォーマンスを見せ、ウォーミングアップ中の選手たちの視線を奪っていたのは今でも印象に残っている。

この日は昼夜2部で1800人を動員する、有料イベントデビューとしては規模の大きなイベントとなった。それでも、堂々と会場のファンをあおり続け、MCでも笑いを誘い、パフォーマンスでは指先までそろったダンスとフレッシュでエネルギッシュな歌を見せつけ、ファンを大いに沸かせていた。小中学生とは思えない高いクオリティーのパフォーマンスに、記者はまた驚かされた。

PGは若手アーティストの育成を目的とし、メンバーの卒業や加入を繰り返しながら活動を進めていくという。この日で卒業した、今年から高校生になった最年長のRYUDO(15)も、新プロジェクトへの参加が決まっており、この日を境に新たなキャリアをスタートさせている。

アンコールで行われた卒業セレモニーでは、メンバーも会場のファンも涙を浮かべ、ステージでメンバー全員で抱き合い、別れを告げた。普段は関西や九州などそれぞれの地元で学校生活を送り、週末や長期休みを利用してレッスンやイベントに励む彼らにとって、PGの活動は部活動のようなもの。涙ながらに抱き合う姿は、最後の大会を終えた上級生を後輩たちが見送るような、輝かしい青春ドラマを見ているようで、記者からは非常にまぶしく映った。

PGというグループとしてパフォーマンスを見ることももちろん面白く、今後どれほど大きなグループになっていくのかも楽しみだが、ステージに立っている一人ひとりが今後さまざまな形で活躍する未来を控え、その1歩目の段階を目撃できているという視点で見ることも面白いと思えた。目標に掲げる全国ツアーがどれほど早く実現できるか、注目して見ていきたい。【野見山拓樹】