歌手の和田アキ子(76)は29日、パーソナリティーを担当するニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に生出演。この日、所属するホリプロの後輩で、今年5月に競馬のオークス(G1)で女性騎手としてクラシック初騎乗初制覇を果たした今村聖奈騎手(22)との対談(事前収録)を終え、「楽しかった。今どきの(若者)という感じは全然しない」と、絶賛した。
番組ではこの日の放送時間のほとんどを使って、和田と、ともにパーソナリティーを務めるフリーアナウンサー垣花正による今村へのインタビューを放送。今村は、和田の問いかけに対し、騎手としての心構えやレースに臨む心境、プライベートなどについて、自然体でよどみなく答え、和田も「ハキハキとしている。ちょっと、気強いんちゃう?」と述べるなど、終始和やかな雰囲気だった。
今村へのインタビューコーナーが終わると、和田は「楽しかったね」と垣花に話しかけ、「変な言い方だけど、22歳と聴いて、今どきの…という感じは全然しなかったね。もう、しっかり、プロしていましたね」と、しみじみ語った。垣花も「完全にアスリート、プロでしたね。はっきり自分のご意見も口にするし」と応じた。
和田は「周りもよく見ている」「馬と話せるくらいじゃないとね」と感想を次々に述べながら、「馬がお休みをもらうというのが」と、今村が口にしたエピソードに触れながらくすっと笑った。垣花は「休養中の(今村が騎乗した)ジュウリョクピエロがまた強くなって、彼女を背に秋華賞を走るというドラマが」と、今後への期待を示した。
和田は「そうなれば本当に『大人』にになりますよね。そういうのを見てみたい」と応じ、「私が22歳の時は、だれにも負けたくないと思ったもんね。私の歌い方は(他の人と)と違う、と。人には言っていない。取材を受けると『ヒット曲を出したいです。頑張りたいです』と言ったけど、(本当は)だれにも負けたくなかった」と、今村との対談を通して同世代だったころの自身の思いがよみがえったのか、今村に触発されたかのように、熱く語った。