フリーアナウンサー膳場貴子は30日、MCを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に生出演。政府が外国人労働者の受け入れをめぐりハードルを上げている現状を念頭に「いつまでも『労働力』としか見ないでいると、日本は選ばれない国になってしまう」と懸念を示した。
番組では、この1週間を振り返るコーナーの中で、北海道京極町の農場で、「特定技能」の在留資格で働いているミャンマー国籍の男女6人が、農場を取り仕切る男性から暴力などのハラスメントを受け、支援団体に保護されたニュースを伝えた。21日に、支援団体やハラスメントを受けていたとするミャンマー人らが会見し、被害について悲痛な胸の内を訴えたことを伝えるとともに、「特定技能」に関しても詳報した。
番組では、「さまざまな業種で人手不足が問題になる中、外国人労働者は欠かせない存在となっている。その一方で、政府は『特定技能』の受け入れ上限を設けたり、在留資格の更新手数料を大幅に引き上げたりするなど、ハードルを上げる政策も行っています」「働く人の24人に1人が外国人という今の日本。さまざまな課題が浮き彫りになっています」などと伝えた。
一方で、世界で外国人労働者の争奪戦争が激化していることや、韓国では外国人労働者の平均月収が日本より5万円近く高いという調査もあることなども伝えた。「数合わせではなく、意欲ある人材から選ばれる国を目指すべき」などとする専門家のコメントも、紹介した。
これを受けて、膳場は「いつまでも、労働力としてしか見ないでいると日本は選ばれない国になってしまう。近年ずっと言われてきたことですが、いよいよここにきて、状況も厳しくなっているなと感じます」と、コメントした。