女性ハードロックバンドのSHOW-YAが30日、東京・浅草花劇場で、デビュー日前日記念ライブ「青春とはなんだ!」を行った。
LED ZEPPELINの名曲「Immigrant Song」をSEにメンバーが登場。角田美喜(62)のツーバスで始まるハードなスピード曲「AU REVOIR」のイントロで、すでに会場の雰囲気を支配した。同曲はデビュー曲の両A面シングル「素敵にダンシング(Coke Is It)」収録曲。寺田恵子(63)が「東京行くぜ!」とあおり、早くもSHOW-YAワールドへと誘った。2曲続けてSHOW-YAらしいスピードチューンの披露で、還暦越えとは思えぬパワーを見せつけた。
寺田は「41年目最後の日です!」と切り出すと、「途中抜けたり、本当にいろんなことがあったけど、今日はSHOW-YAの歴史にちょっとだけ触れて帰ってください!」と呼びかけた。
28日は仙波さとみ(63)の誕生日。寺田がモンブランのバースデーケーキを手に登場すると、会場全体がバースデーソングの大合唱で祝福した。
同ライブは40周年を機にスタートした「100 LIVE AGAIN」の67本目でもある。寺田は「100ライブを始めてからずっと青春している」とすると、「ライブのタイトルは『青春とはなんだ』だけど、だから、ずっと青春」とほほ笑んだ。
その上で「10、20代だけが青春じゃない」と力説すると、「60、70代、そして後期高齢者になっても、青春してもいいよね! 生きている間は青春していきましょう!」に会場は大声援で応えた。
昨年までは目黒鹿鳴館で開催。同所がビルの老朽化にともない閉鎖されたため、今年は浅草に会場を移しての初開催となった。同所は、日本最古の遊園地「花やしき」敷地内で新しい文化を伝えるべく建てられた。五十嵐美貴(63)は「昭和にデビューして進化し続けるSHOW-YAにとってぴったりな場所」とした。
寺田は「こうして41年たってもライブができるのはみんなのおかげ」と感謝を示すと、「まだまだこのメンバーで突っ走るからついてこいよ!」とロックボーカリストらしく絶叫。だがその一方で「老体にむち打っている状態」と現実も吐露。「だけど心地良い。それはみんなのパワー吸い取っているから」とジョークも飛ばしつつも、改めてファンに感謝を示した。
最後はまさかの涙も。「泣くつもりはなかった」と強がる姿に、ファンから拍手が贈られるシーンもあった。
この日、代表曲「限界LOVERS」はもちろん、レア曲「S・T・O・P」やカバー曲3曲など全13曲を披露。角田は「昭和の女は我慢強くしぶとい」とした。まだまだ走り続ける“昭和女性の力”を見せつけた。
◆セットリスト
<1>AU REVOIR
<2>OUT OF LIMITS
<3>S・T・O・P
<4>水の中の逃亡者
<5>メドレー(Keep me in your heart~夜が来るまで眠りたい~Blue Rose Blues
<6>勝手にしやがれ
<7>2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-
<8>あゝ無情
<9>You turn me over
<10>私は嵐
<11>限界LOVERS
以下アンコール
<12>The Rose
<13>FAIRY