京大法学部を中退し、お笑い芸人として活動する、わっきゃい(28)が2日、東京・千駄ケ谷コミュニティセンターで、チャリティー型ファッションショー「Re:Collection Harajuku」を開催した。
わっきゃいは「あらゆる分野の力を集結させ様々な社会課題にエンタメの力で立ち向かう」をテーマに、YouTubeでチャリティーバラエティチャンネル「わっきゃいのゴールデンかまし魂ch」を展開している。その一環として、日本で年間約46万トンもの衣類が廃棄されていると言われる一方、廃棄される衣類には、まだ十分に着用できるものが数多く含まれ、衣類の生産や廃棄が環境に負荷をかける今、捨てられる予定だった服にも再び輝ける場所をつくることができるのではないか、という思いから、今回の企画をスタートした。
「Re:Collection」には「REduce(減らす)」「Reuse(再利用する)」「Recycle(再資源化する)」の頭文字と、安価でトレンドを取り入れた服を購入し、すぐ次のものに買い替えるファストファッションをはじめとする社会課題に対する“返信「Reply」としての「te:」が込められている。さらに、それぞれの服が紡いできた物語や思い出を意味する「recollection」という思いもある。
わっきゃいは、一般家庭からごみとして廃棄され、再生工場で処分されるはずだった衣類を自らピックアップした。その上で、同じサンミュージックに所属する元セブンティーン専属モデルの秋本レイラニ(19)や、元SKE48菅原茉椰(26)やアソビシステムの8人組アイドルグループlog youらをモデルに起用し、各モデルにコーディネートを託してショーを展開した。
ショーは、前半は捨てられた服をモデルが着ていることは伏せ、普通にランウェーが行われた上で、わっきゃいが事実を公表。会場を埋めた若者たちに「皆さんが見ていた服、全部、ゴミでしたぁ。最新ファッションと思って見ていた人、時間の無駄ですから!」と笑いながら呼びかけた。その上で「(捨てられた衣装でも)全然、戦えている。ファストファッションで(買って、着て)すぐ捨てちゃっていると思うんだけど、着回しとかで愛着を持った方が良い」と提言。わっきゃいの呼びかけに、秋本は「5年間、セブンティーンモデルだったので(自分流のコーデは)結構、腕が鳴ったというか。古着が好きなんで、コーディネートも、ただただ楽しい、良い機会」と言い、胸を張った。
中でも、トップキャバ嬢からパリコレデビューを果たすなど、国内外のファッションショーに参加する南柚子(27)が着用した衣装は、日産自動車の工場で使用された上下のつなぎの、下をカットして縫い直し、スカートに仕上げ、斬新さすら感じさせた。また、log youの小浜菜摘(21)がかぶった帽子は、ヤマト運輸のスタッフが着用したもので、クロネコのマークが、ファッションの1つのポイントになった。わっきゃいは「ファッションって、工夫次第。楽しくなるね。ファッションは情報」と呼びかけた。
「Re:Collection Harajuku」のもようは、BSテレ東と「わっきゃいのゴールデンかまし魂ch」で後日に放送・配信を予定している。