こめお「閉店を視野に…」食中毒騒動を丸刈り謝罪 今後の自身「飲食現場関与」有無にも言及

手がける飲食店が食中毒発生施設と特定された、こめお(2024年撮影)

格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」で活躍した“闘う料理人”こと、こめお(31)が5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。8月22日、23日に東京都港区で開催された「麻布十番納涼まつり」の出店において発生した食中毒騒動について、詳細な経緯の報告と謝罪を行った。

港区は3日、麻布十番納涼まつりで起こった食中毒事案の調査結果を公表。こめおの手がける実店舗「割烹こめを」が食中毒発生施設と特定した。港区は「麻布十番納涼まつりにおける食中毒事案の調査結果」と題した声明を発表。食中毒の原因食品は「令和8年8月22日及び8月23日に調理し、イベント会場で販売した冷やし蟹ラーメン」、原因物質については「サルモネラ属菌」とした。不利益処分等の内容については、「割烹こめを」が9月3日から7日間の営業停止命令が下ったとした。公表時の患者数については78名と発表。

今回の動画冒頭で、丸刈りに黒のスーツ姿のこめおは「今回事故に遭われた皆様、ご家族の皆様、関係者の皆様、この度は多大な苦痛とご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げた。

そして補償などについて「医療費とは別に見舞金についても対応させていただく方針です。入院された方や症状が重かった方など、個別の事情についても確認しながら対応していきます」などとした。

また、保健所の調査で判明した事項について、自身の口で改めて「食中毒については原因となった食品は冷やし蟹ラーメン、原因となった病原体はサルモネラ属菌、ここまでは保健所によって判断されております。ただサルモネラが具体的にどの工程で入り、食品に汚染されたのかについては現時点では特定はされていないと説明を受けております」と説明もした。

さらに「営業停止期間が終了した後についても、割烹こめをの閉店をすることを視野に入れておりますが、衛生管理体制の見直しと再発防止策を徹底した上で、自分自身と向き合い、営業再開をするかどうかを判断することとなっており、現時点で営業再開日は決まっておりません」と述べた。

また営業を続けている東京・浅草のラーメン店「かにを」については、保健所から営業自粛する必要はない旨の回答を得ているとした上で「衛生管理体制の確認と見直しを進めている」「衛生管理を徹底する日をもうけ、その期間においては従業員の衛生管理の徹底を進めていく」などとした。

動画の終盤で、スタッフから「今回のことを料理人として今どう受け止めているますか?」と問われたこめおは、神妙な表情で「料理人としては非常に重い事案と考えており、僕自身が今後の飲食現場に携わるかどうかにおいても、今は判断できない状況です」と答えた。

そして「今後においても自身の活動に関しましても見直す必要もございますし、1つずつ行動で証明するしかないんだと考えております」「今日ここで何を説明したとしても、僕たちが提供した食品によって食中毒事故が起き、多くの方が体調を崩されたという事実は変わりません。改めて心よりおわび申し上げます。今後は行動をもって証明したいと考えております」などと締めくくった。

この件では麻布十番商店街も5日、日刊スポーツの取材に対し「当商店街加盟店舗『割烹こめを』が提供した『冷やし蟹ラーメン』を原因とした、サルモネラ属菌による食中毒が発生いたしました。発症されたお客様には、下痢、腹痛、発熱等大変つらい思いをさせてしまい、またご家族の皆様にも多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたこと、主催者として、心より深くお詫び申し上げます。本来ならば、このお祭りで楽しい時間を過ごしていただき、良い思い出を残していただくはずが、このような事となり、私どもも残念でなりません」と謝罪している。